走・快・ひ・ろ・ば:参加者・読者の広場

健康ランニングを満喫する方からの投稿を紹介します


当会のイベントには全国から参加いただいています。
『走快ひろば』は、参加された皆さんの完走記録のページです。投稿要領

走会ひろば(参加者の広場):大会に参加した方からのお便り

 2003年までの寄稿から:目次

大会名 タイトル 住所:氏名
マラソンに挑戦する会 参加した中で一番よかった大会 鹿西町:M・Mさん
  被害の返礼の手紙 神戸市:A・Iさん
  マラソンに挑戦する同窓会 宮内もみさん
  楽しく10kmを走る 埴崎八重子さん
  足を痛めたが来年も 安藤敏美さん
  毎年参加させてもらいます。 豊橋市:徳山裕さん
  マラソンに挑戦する会。順位公表なし。 横山裕さん
【編集部注】
このページでは、マラソンに挑戦する会などの行事に参加いただいた方の寄稿の中から紹介しています。
2004年以降は、
走快ひろば(参加者の広場)に掲載中です。

 マラソンに挑戦する会に参加した皆さんから


参加した中で一番よかった大会

鹿西町:M・Mさん

……マラソンに挑戦する会……

1.時期が良い。5月の連休中ですがすがしい初夏。
2.走路が良く、周辺の自然環境も良い。
3.熱心な多くのスタッフによる設営運営とも万全。
4.スーパー、フル、ハーフ…等とグレードが多種。
5.数次の折り返し走のため、行き過ぎたり、追い越したりの度に、相互の励まし合い等ができる。
6.完走者ごとに会長自ら、トロフィー等を授与される。
7.閉会式が特定されず各人任意に退散できる。
8.毎年、同時期に開催されるので、自分の走る能力の年齢的推移を知り得る。

ランニングによる障害をおこさないためのポイント
……独りでする早朝のロードランニングについて……

1.起床時、脈拍を測り、からだの具合をたしかめ、今朝のランニング実施の可否を判断する。
2.準備運動をていねいにする。
  @畳の上での柔軟運動 約7分
  Aシューズ等を着け徒手体操 約3分
3.走り出して1kmあたりでのからだの調子で予定通りにするか否か判断。具合悪ければ中止して戻る。
4.辻や踏み切り、車に対しては細心の注意を払う。
5.時には、ゴールイン時の脈拍が平常に復するまでの時間をみる。
6.整理体操、汗の始末をていねいにする。
7.入浴時に脚、腰等をマッサージし疲れを翌日に残さぬ。

走快13号(1994年3月)


被害の返礼の手紙

神戸市:A・Iさん

天野耕兵衛様
 お見舞いのおはがき有難うございました。
 1月17日の大地震のために、私の家はつぶれてしまいました。私は一人で尼崎市の郵政省の寮に入れてもらいました。
 ただ、通勤には、毎日オートバイで片道2時間かかっています。早く電車が走ってくれればいいのに…と思っていますが、6〜7月までかかるということで困っています。
 40年以上住んでいました神戸市長田区と別れなくてはいけないのかと思いますと、大変寂しく感じます。
 さて、毎年、参加していました金沢の「マラソンに挑戦する会(5月3日)」に今年は参加できるかわかりません。出来るだけ参加したいと思っていますが、そのときはよろしくお願いいたします。
 金沢のマラソンでは、沢山のトロフィをもらいましたが、全部は持ち出せませんでした。
 それでも50kmを完走したときのトロフィは出して、飾っています。もう2度と50kmは走れないと思いつつ。
 今年は、大変苦しい年になると思いますが今後ともよろしくお願いします。
 今までは、1か月に1回は、各地のマラソン大会に参加していましたのに、今年は参加できず、寂しく思っています。
 再びお会い出来ます日を楽しみにしています。以上、とり急ぎまして、乱筆乱文ご免下さい。
   平成7年2月22日

走快14号(1995年3月)掲載


マラソンに挑戦する同窓会

宮内もみさん

 今年も大変お世話になりました。
 エイドステーションでの、ごちそうも、あたたかいスタッフの方たちの励ましも、気持ちの奥まで心地よく届いて感謝の想いでいっぱいです。
 良いお天気でうれしかった。年に一度の同窓会も兼ねていますので金沢(連休の一日の)は特別の地です。
 また元気で来年もお目にかかれますように。4時間55分と、少しずつ速くなっていますよ。
 皆さまにも、お礼を申し上げてくださいませ。

走快14号(1995年3月)掲載


楽しく10kmを走る

埴崎八重子さん

 もうすぐ7月になります。遅くなりましたが、改めていただいた資料、写真の整理をしていて「マラソンに挑戦する会」の魅力は、天野さんの人柄であると思います。いろいろな大会に参加され、その良い部分を取り入れ開催されているのではないか。
 今年も迷いつつの参加。仕事が4月にかわり、園児とのかかわりも薄く、デスクワークとなり、なんとかジョギング・ウォーキング3〜5kmが精一杯。10kmを私なりに歩かずゆっくり走り楽しませていただきました。
 今年は走友仲間の輪も広がり、写真を見て楽しかった金沢を想う。ありがとうございました。
 宿のおかみさんも喜んで迎えていただき、宮内さんと同室。これもありがとうございました。お元気で。

走快14号(1995年3月)掲載


足を痛めたが来年も

安藤敏美さん

 先日はマラソン大会お疲れ様でした。
 当日は天気にも恵まれ、大変楽しい一日を過ごす事が出来、ありがとうございました。
 30kmに参加したのですが、ハーフ迄しか走った事がなかったので、22km以後は足にきてしまい4km程歩いてしまいました。
 一週間経ちましたが、足の裏を痛めていて全然走っていません。ダメですね…。
 来年も都合が付けば、フルに挑戦したいと思います。

走快14号(1995年3月)掲載


毎年参加させてもらいます。

豊橋市:徳山裕さん(門前町出身)

 拝啓
 この酷暑にもかかわらずますますお元気でランニングを楽しんでいらっしゃると思いお喜び申し上げます。
 私は5月3日「マラソンに挑戦する会」で完走し、埼玉の小島さんと一緒に記念写真を撮っていただいた徳山裕です。記念になる写真をおくってくださいましてありがとうございました。日々の忙しさにおわれているとはいえお礼がおくれましたことをふかくお詫びいたします。今お盆で帰省中でして、毎日ランニングをしています。門前の阿岸から深見や、総持寺まであるいは浦上までランニングをしています。門前中学のグランドで門前町のランナーの人たちと話ながらジョギングをしました。
 「門前でフルマラソンやハーフ、無理ならせめて10kmのロードレースができませんか」
 「無理ですよ競技人口があまりにもすくないです」
 「穴水の人の名前がシティランナーやランナーズにのることがあるのに」
 「トラックをもっていますからね、あそこは走っている人が多い」
どうも無理のようですね……。故郷でフルマラソンを完走したい…。今の私の夢です。
門前がダメなら穴水でなんとかしてくれ…。
 10時間リレーマラソンを開くそうですね、今後もこういったイベントをたくさん持ちましてランニングの楽しさを広めていって下さいお願いします。
 私達豊橋高師緑地走悠でも20日(土)〜21日(日)24時間リレーマラソンを実施します。ジョギングをはじめて1年8か月になりますが、最初10か月は一人で何も分からずにむやみに走って故障寸前までいきました。北国新聞などで情報がもらえる石川県のランナーは恵まれていますね、これも天野さんのおかげです。
 「北国風雪賞」の受賞おめでとうございます。まさに一隅を照らす人は国の宝です。ランニング愛好者の宝です。ぜひ頑張っていただきたいと思います。
 私は旧豊川海軍工廠が校区にある小学校に勤めています。家内の方は高師緑地のそばの小学校に勤めています。ランニングが楽しめることはありがたいことですね。私の学校は11月25日研究発表がありますのでとてもいそがしい毎日です。実家にまでワープロを持ち込みましてブロック原稿・実践記録・0時単元構想なるものを作成しているわけです。ランニングを楽しむように人生が楽しめたらいいなあという気持ちで生活しているつもりですが…。
 同封したのは高師緑地走悠の会報(8月号)にのせた私の記事です。〜である〜です。なんていうのがごちゃまぜになっていたりしまして、文章としてはかなりおかしなものですが…。何日にも分けて打ちました。訂正するひまがおしかったのでそのままのせてしまいました。私達のクラブにもトライアスロンを楽しむ人たちが6人います。「トライアスロン石川大会」も宣伝しておきます。2人は珠洲市の大会に参加するそうです。
 これからは「マラソンに挑戦する会」には毎年参加させてもらいます。12月の袋井クラウンメロンマラソンで金沢中央走ろう会の名前を見るのを楽しみにしております。もし私にできることがありましたらお知らせ下さい。3月には中日ハーフ・フルマラソンがあります。ぜひ豊橋のレースにも参加してください。仲間に言わせると味もそっけもないといいますが…。10kmならば蒲郡がいいのではないでしょうか? 来年「マラソンに挑戦する会」でお会いできるのを楽しみにしています。本当にありがとうございました。

走快14号(1995年3月)掲載


マラソンに挑戦する会 5月3日金沢犀川 3時間41分51秒順位公表なし

横山裕さん

 5月3日ゴールデンウィーク中に帰省をかねて「マラソンに挑戦する会」に出場する。
 朝7時スタート。気温20〜25度。犀川の河川敷サイクリングロードで行われる。660人が出場。5km、10km、20km、30km、フル、50kmの部が同時にスタートした。フルは4周+2,195kmでした。輪ゴムを4本もらうという形でした。コースの幅は2mぐらいでした。せまい。もちろん平坦そのもののコースでした。給水は1ケ所のみ、水と少しの果物(いちご、バナナ)、キャラメル、アンパン等がありました。
 「もともと金沢中央走ろう会のメンバーが1年に1回長い距離を走ろうということで始めました。自分の健康のために、のばそう走力、確かめよう体力を合言葉にやっています。自分の体と心を鍛えてください。人と競走するのじゃなくて、自分を励ますために楽しむために走ってください。決して無理をしないように」と代表の天野さんからの挨拶でも分かるようにのんびりしたムードでした。
 フルマラソン完走回数240回の日本記録保持者の小島さん、ウルトラマラソンの女王○○さん(フジタクラブのユニホーム)、金沢〜名古屋間240kmを完走したばかりの人たち3〜4人、全盲の人(4人ぐらいで補助者もついていた)などその道では有名な人たちが出場していた。その人たちは常連らしかった。
 その人たちこそ値打ちがあるというメッセージをマイクをとおしてみんなに訴える。そういう人たちが走ると拍手が、声援が大きくなる。…常連になるだろうなあ! そんな感じをもちながら走っていました。
 私は小島さんにピッタリくっついて走りました。しかも40kmまでピッタリです。
 「月に何km走りますか?」
 「レースを含めて350kmぐらいかな」
 「1年に何回フルマラソンに出場しますか?」
 「30回ぐらいかな? 間をおきすぎると感覚が鈍るものね」
 「小笠・描川は出場しましたか?タイムは?」
 「出場したよ。3時間50分ぐらいだったよ」
 「今日の目標タイムは」
 「3時間30分〜40分ぐらいかな」
 「国内の大会で1番すすめたい大会は」
 「北海道マラソンが1番いい。声援してくれるからね。中心地を走れるのもいい」
 「なんでそんなに走り続けてるのですか」
 「そんなことよく分からないが、マラソンやってないと人生どうなってたかな、ぐれてたかもしれない」???
 「豊橋のレースにも出場したことがあるよ。風が強かったね。埼玉マラソンはいいよ、ぜひ走りに来てください。金沢のこの大会もいいよ毎年出場している」
 そうこうしているうちに、ウルトラマラソンの女王と対面する。挨拶をしながら
 「ホラあの人がフジタクラブの○○さんだよ? 50kmなのに僕らよりも速い」
 「ウルトラマラソンの人たちは風が走るように体がブレないと思っていたのに」
 「そうだねあの人は馬力で走るタイプだね」
 いろんなことを話ながら走っていたのだが35kmで200mほどものすごく苦しかったが、それ以外はとても楽だった。イーブンペースで走ればこんなに楽しくフルマラソンが完走できるものだと初めて知った。終始一貫とはこのことかしら? と思うぐらい同じペースであった。それとしゃべりながら走ることは実に楽しい。小島さんは迷惑だったかな?
 40kmを過ぎてから
 「あなたまだ余裕があるから飛ばしていいよ。抜いて行っていいよ」
 「やってみます。お先に失礼します」
 ここまではカッコよかったがスピードを上げると右足がけいれんぎみになるのでやめて、だましだましスパートをかける。後から足音がすると今までは道を譲っていたがこのレースだけは譲れないと頑張って走る。小島さんより400〜500m先にゴールする。うれしい、とてもうれしい。
 でも、今思うとあそこまで付き合ってくれた小島さんと並んでゴールするのがエチケットなのかな? みなさん教えて下さい。
 私にとっては生涯忘れられないレースになりそうです。ゴール後小島さんと記念の写真を撮ってもらいました。もちろん天野さんが送ってくれました。完走記念のトロフィーももらいました。40kmのものです。金沢のムコダのトロフィーといえば有名ブランドなのです。毎年参加してトロフィーをもらい走れる自分を励ます。そんな大会になりそうです。私はこれから毎年参加します。
 みなさんも観光をかねて参加されることをお薦めします。宿は6500円だそうです。参加費は2000円でした。「私の家ならいつでも泊まってください。」
 天野さんは大正10年生まれ、戦時中は高師にある予備士官学校で教鞭をとっていたそうです。いま豊橋はどうなっていますか? 今、大学・高校・公園になっていて高師緑地走悠のメンバーやみんなの憩いの場所になっています…。平和な時代でいいですね。

 「マラソンには言葉なんかいらない。だからいいんだ。」 孫基禎
走快14号(1995年3月)掲載
【編集部注】
このページでは、マラソンに挑戦する会などの行事に参加いただいた方の寄稿の中から紹介しています。
写真特集マラソンに挑戦する会(写真集)走快ひろば(参加者の広場)

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