走快:健民トリムマラソン大会2005 金沢中央走ろう会/編集長レポート

太陽と緑に親しむ
第24回健民トリムマラソン大会
種目  20km
 10km
  5km
  3km
犀川緑地(大豆田大橋上流広場)
2005年9月18日(日)
写真集大会資料取材レポート
=写真マラソン2005=
速報掲載:2005/09/18
記事更新:2005/09/21
31℃を越す大会。エイドのシャワーが大活躍。
【続編】健民トリムマラソン大会:写真集

9:30。健民トリムマラソン大会のスタートです。
スタート
健民トリムマラソン大会:スタート(09:30) 【写真の番号表示】005(09:25)=写真整理番号(時刻)
 健民トリムマラソン大会は石川県健民運動推進本部の主催で、金沢中央走ろう会が主管しています。トリムとは、整った状態の意で、心身の調和と健康増進のため各種の身体運動を行うことを狙いとした大会などに使われています。
 大会参加を通して、心と体のバランスのとれた健康づくり。さわやかランニングを楽しみましょう。
 初秋とはいえ、スタート時から30℃を越す暑い大会になりました。こういう日こそ、ペースを落とし、給水をシッカリ摂るなど、無理をしないで楽しむゆとりが大切です。
 写真マラソン2005:健民トリムマラソン大会編は、家族で楽しむランニング・高齢者の皆さんのマイペースランニングをテーマにした特集です。

写真集
70歳以上のランナーの皆さん。スタート前の記念撮影。
スタート前。全部門同時にスタートします。

スタートし、上流に向かうランナーの列 上流に向かうスタートの末尾。暑い時こそマイペース。
左:Yさん母娘。右:大地君(9歳) 2054:Hさん(65歳)。308・306:Kさん姉妹
上流折り返し監察の清水さん(95歳)は会場での最長老 Kさん(74歳 )
ラクチン。ラクチン。Hさん(66歳)とお孫さん。 本部前を通過し、下流側に向かう

家族で楽しむランニング。そしてマイペースの高齢者ランナー。
左:最高齢走者(84歳)の西田さん。右:Nさん母子。 Nさん(お父さん)の20km完走。家族で伴走応援。
おばあちゃんと走る Tさん母子
Kさん家族 力走する文乃ちゃん
琉星君(7歳)は兄弟で参加 結実さん
岐阜県から参加。芝生でくつろぐTさん家族 力走する瑠麻くん(10歳)
神戸市から参加のIさん(65歳) 献血ランナーのNさん(70歳)。完走後もう一度10km。

フィニッシュ会場の様子・完走記録証
 完走すると、着順票を受け取ります。
 受付時に渡された完走記録証とこの着順票を係員に提出して、タイムを記入してもらいます。
 今大会で取り入れたシステムです。
完走記録証。大会本部長は石川県知事です。
フィニッシュすると着順票を受け取ります。
20kmを走りました。 20kmを走りました。

編集長レポート
健民トリムマラソン大会に出場・取材しました。
大会前の犀川清掃ボランティア
 当会が開催する大会前に行う犀川清掃。気持ちの良い大会にしたいとの思いの恒例行事です。今回は前日の17日(土)に行いました。→犀川清掃ランニング速報
大会の開催要領の変更について 参考:2004年大会記録
 今回のトリム大会は準備体操のエアロビクスと完走メダルをとりやめました。経費を安くし、気軽に参加してもらおうとの趣旨です。200円の参加費は、ゼッケン代程度です。
 完走記録証も事前印刷し、タイム欄だけ記入できるものを受付時にゼッケンと一緒にお渡しました。完走後、希望に応じて、係りがタイムを記入するシステムとしました。@会員の高齢化(平均年齢が60歳近辺)で、事務作業の軽減が必要になってきたこと。A記録証を印刷しても、かなりの枚数が取りに来られなかったこと。こうした背景から変更したものです。
昨年同様、暑い大会になりました。
 好天に恵まれましたが、スタート時から30℃を越す、ランニングには厳しい日になりました
 9:00、天野会長の挨拶。アメリカのハリケーン被害の募金をお願いしました。
 9:30、3km・5km・10km・20kmの4種目、202人が一斉にスタートします。
 私は、20kmに参加しました。スタートの写真を撮ってから、上流に向かったランナーの列を追いかけます。500mほど走って坂の上から上流に向かうランナーの列を撮ります。とても暑いランニングです。10:30、10kmを走って本部テントで確認したら、31℃。残りの10kmをペースダウンすることにしました。
 今回はトリム大会です。このトリムをどう表現したら良いのでしょう。バランスをとる意から、
@家族の和→家族で楽しむランニング。
A年齢構成→子供と高齢者。
B男女。などをイメージしてシャッターチャンスを狙うこととしました。
 撮影枚数は85枚。予想より少なめです。家族でのランニングは、3kmと5kmの部。高齢者の皆さんも10kmまでが大半です。撮影は前半10kmが勝負です。結構ペースを上げて走ることになりました。汗でカメラを保護するタオルもウェストポーチもびっしょり。後半10kmは狙いとする被写体が少ないことと、前半の無理と暑さから、ペースを落としたこともあり、高齢者ランナーの撮影チャンスがうまくいかなかったのかなと考えています。
 いつもとは雰囲気の異なる写真集になっています。明日19日は敬老の日。元気で走れる身体を維持しておられる皆さんに敬意を表して掲載さていただきます。
ランニングフォームを研究中です。
 効率よく走るための4つの能力=フォーム・筋力・心肺機能・スピード感覚。
 今年4月、加賀健勝マラソンを4時間半で走れたことで、次の目標を意識するようになりました。
 10〜15分の短縮に向け、現状の4つの能力のバランスのひずみ修正と向上を目指すことになります。中でも、効率的な走りができるフォームを体得したいと考えています。チョコチョコ走り(?)から腰高の体幹を使う(骨盤を使う)走りへの改善です。着地時の蹴りを意識します。歩幅も広がり速くなりますが、心肺機能の負担も増えてくるようです。ハムストリングスの疲労感も大きいことから、筋力不足も感じられます。20km走でどこまで持続できるか、この大会で試すことにしました。
 今回の撮影ランニングはビルトアップ走法と似ています。スタートの列を最後尾まで撮影した後、正面を向いて走る集団を撮影できるところまで追いかけ、追い越します。これにはペースを2〜3割増さないと対応できません。撮影時は、立ち止まります。次の撮影チャンスまでは、普通の速さに戻して、身体の調子を整えます。
 こうした緩急を繰り返すことで、走力向上の練習にもなると考えています。この疾走時(?)や定常時の走りに体幹と着地時の蹴りを意識します。前半の10kmはなんとかクリアできましたが、後半になると、もも裏側の筋肉に疲労感が出てきます。30℃を越す暑さもあり、心肺機能もオーバーヒートしそうです。こうした状況から途中2〜3分の歩きを3回入れて筋肉疲労と心肺を落ち着かせる結果となりました。
 スピードアップのためには体重を軽くすることも大切な要件ですが、まずフォーム改善。いろいろ試してみていますが、この4つの能力(フォーム・筋力・心肺機能・スピード感覚)のバランス(トリム)をとることの難しさを実感しています。
掲載写真のデータ提供について
掲載写真のオリジナルデータを提供します。但し、スタート写真は提供できません。
あなたのゼッケン番号と写真番号を明記して編集部宛て申し込みください。
※写真提供は、写っている本人に限定です。
※写真番号のないものは、画像の上で右クリックし、プロパティで写真番号を読み取れます。

大会資料
健民トリムマラソン大会参加者記録
種目 申込数 参加者数 完走者数
3km 37 34 34
5km 35 32 32
10km 79 69 68
20km 89 67 63
合計 240 202 197

完走後給水の岩橋キクさん(82歳)。右奥は看護婦さん。
気象条件(金沢:アメダス)
時刻 気温℃ 湿度% 風速m/s 風向
09:00 28.6 52 6 南西
10:00 29.8 51 5 西南西
11:00 29.7 50 6 西南西
12:00 30.3 51 5 西南西
最高気温 30.5      
気象データ(本部テントで測定)
時間 気温℃ 天候 記事
09:30 30.5 晴れ スタート
10:30 32.0    
11:30 31.5    
12:30 31.0   最終ランナーフィニッシュ

競技時間帯が30℃を越す、とても暑い日でした。すこし強めの風があったのがなによりでした。

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画像データを提供します

取材中に撮影。アドレスの分かっている方の写真は掲載していません。

pn327_2012:富山から参加 pn329_1033: pn333_2060
エイドでシャワーを使ってもらいました 金沢レディースの皆さん pn353:お疲れ様でした。次回も宜しく。

走り終えて、木陰で歓談のひと時です。
会員と仲間の皆さん(学校の同窓会も兼ねているとか)。飛び入りで最長老の清水さんも参加しています。
初めての大会参加の感動など、ランニング談義がつきません。
完走記録(感想文)をお寄せください。
 →走快ひろば(参加者の広場)※リンク解除
編集長の取材レポートをお楽しみください。
 →写真マラソンシリーズ※リンク解除
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