金沢中央走ろう会/走快あらかると

入会以来、当地のマラソン大会のほとんどに参加


2004/05 マラソンに挑戦する会

大屋 ト太郎 さん
よしたろう

このたび旭日双光章を受章されました

【プロフィール】
若い頃から運動に不向きで何もしていませんでしたが、満50歳の時体調を崩し、医者から『まったくの運動不足だ。歩いて身体を動かしなさい。』と言われ、1985年4月、金沢中央走ろう会に入会しました。
今回の叙勲(旭日双光章)は、金融機関の43年間におよぶ勤務と共栄信用金庫理事長として満17年間勤め、地域経済の発展に努めたことが受章の理由となったようです。
生年:1934年
走暦:1985年の入会以来、当地のマラソン大会のほとんどに参加(10〜20kmの部)してきました。特に金沢中央走ろう会主催のマラソンに挑戦する会には毎年必ず参加しています。
(プロフィール・走暦とも本人談)

がに股ジョギング

大屋 ト太郎

 私がランニングを始めて、早いものでもう七年半になります。現在のように走れるまでには実はいろいろと苦労の連続でした。元来あまりスポーツはやらない方でした。ゴルフブームの時、人並みにゴルフに夢中になりましたが腰を痛めて、全くゴルフが出来なくなってしまいました。

 運動不足を痛感して、満51才から始めたのがジョギングでした。始めて3ヶ月位経った頃、両足首の前側の腱が痛くなりました。我慢出来ない程では無く、風呂から上がった後は具合が良いので、温めたら良いのだと考え毎晩寝る前に、タライのお湯に浸しておりましたらこれは治りました。その頃は早朝4kmを30分程で走って居りました。

 それからまた3ヶ月位経った頃、今度は両膝の内側が痛み始めたのです。我慢して早朝ジョギングを続けて居りましたが、だんだん痛さが増してきてついに我慢出来ない程の痛さとなり、尾張町の高田整形外科へ診察に行きました。

 若い先生でなかなか親切でした。ジョギングを30分位している事を告げて診てもらいました。触ったり、両足の痛い箇所のレントゲン写真を数枚取って診察してくれましたが、「あなたの足は全く異常がない。本当に痛いですか」と言われるのです。「いや本当に痛くて走れません、ぜひもっと調べて下さい」とお願いしました。

 更に何枚かレントゲン写真を取り、種々の格好をさせられたりして診察をくり返しましたが、結局分かりませんでした。諦めて帰る事になりました。私の帰る後姿を眺めて居た先生が突然大声で「分かった、あんたがに股だねえ」と叫ばれたのです。傍に居合わせた看護婦さん達も思わず笑い出してしまいました。

 筋肉の付きの悪い、骨の上に皮が被っているような私の足では、4kmを30分で走ることが無理だったのです。先生は「まず半分にして、少しづつ距離を延ばして行きなさい、筋肉が付いてくれば、あなたの足でジョギングは充分やれるようになりますよ」と言われました。

 それからは、じっくりとやる事にして、徐々に距離を延ばしていきました。1年位経つ頃には下肢に筋肉も付き、1kmを6分位で10kmは平気で走れるようになりました。まさに継続は力なりを体験した訳です。

 がに股を国語辞典で調べてみると、「両足が外方に曲がっていること」となっており、又、家庭医学辞典で調べてみると、がに股とは出て居りません。O脚となって居り「O脚=内反膝とあって、3歳頃まではO脚が正常なのであって、大きくなるにつれて自然に矯正されるものである。程度の強いものは、専門医の診察を受けて下さい。矯正装置を付ける場合もあります。やたらにマッサージをして真っ直ぐにしようとすると、ぐらぐらの膝になりますから注意すること」と子供の病気の項に記述があるのみで、病気としては、何処にも出て居りません。がに股は病気ではないのでしょう。自分ではなるべく足先を真っ直ぐに踏出すように心掛けて居ますが、私のがに股は直りません。

 ただシューズが両足共かかとの外側ばかりがやけに早く減るのは困りものです。液状のゴムを買って来て塗って試してみましたが、どうも具合が悪いようです。ある程度で新品に買い替えるのが足の為にも最良のようです。

 ジョギングを日課とするようになって、胃腸の調子も良くなりましたし、走ろう会に入会させて頂き、皆様とお近付きになれて、本当に良かったと思っております。これからもマイペースでがに股ジョギングを続けて行こうと思って居ます。

機関誌『走快』12号掲載


【編集長メモ:2004/05】
大屋さんは2004年、春の叙勲で旭日双光章を受章されました。おめでとうございます。
5月9日の例会で、天野会長からも紹介されました。ますますの活躍をお祈りいたします。
早速、取材。お話を伺い写真をお借りしました。紹介記事は、大屋さんの随筆から楽しいものを選んで掲載させていただきました。

HOME走快あらかると


Copyright 2004-2006 kanazawa-runners.com

記事更新:2005/10