泉野いきいき健康教室2022 町会連合会行事

泉野いきいき健康教室|泉野おどり2016泉野おどり2022編集長のマラソン講座
泉野いきいき健康教室 2022
 私は泉野校下町会連合会の理事として健康教室も担当している。今年度の第1回目は開講挨拶と音楽に合わせてスロージョギングを楽しく経験してもらう講座を担当した。
 今年度の活動を紹介します。
【2022年度の講座内容】
 6月 スロージョギング=姿勢を正し、音楽に合わせて
 7月 発声健康法=声を出して元気になろう
 8月 ピラティス=姿勢の改善・バランスの取れた体
 9月 百歳体操=目指せ健康寿命百歳
 10月 野外活動=ウォーキング
 11月 音楽療法=リラクゼーション・脳の活性化

6月3日(金):泉野いきいき健康教室
 私は泉野校下町会連合会の理事として健康教室も担当している。2020年初からのコロナ禍で、金沢市主導の健康講座開催が停滞している。感染拡大状況により、公民館が休館となり講座が中止になる。募集人数を減らし、受講料を無料にして対応する。
 健康を維持するには免疫力を高め維持すること。それには適度な運動で血流を良くすることが基本にある。今年度は自分でできる免疫力を高める運動や認知機能の維持をテーマに講座を組み立てた。
 今日は今年度の第1回目を開催。開講挨拶と音楽に合わせてスロージョギングを楽しく経験してもらう講座を担当。
 健康寿命を維持するには筋肉の減少を防ぐことが大切。つまずきやすくなるのも、姿勢を保つ筋肉が弱くなるから。スロージョギングのフォアフット着地は自然に背筋を伸ばしてくれる。提唱者・田中教授の2001年の講義記録を読んで以来、ランニングフォームの基本姿勢を保つのにフォアフット着地で練習し、ランナーだけでなく多くの人にも姿勢つくりの運動としてアドバイスしてきた。またスロージョグは運動強度を自由に調整でき、どこでもできる。幅広い年齢層で脚力をつける手軽な運動と考えている。
 会場は公民館の集会室。シニア対象なので、シューズの履き方・脈拍測定・画像を使った解説などの休憩を織り込み実技を楽しむ構成。選曲も楽しい作業だ。大型モニターにパソコンを接続。プロジェクター使用より画像が鮮明だ。コロナ禍の開催、窓を全開し爽やかな風を取り込み、マスク着用での運動とした。解説に利用した画像を紹介します。
編集長のマラソン講座からシニア教室向けに編集した内容で講義しました。
ランニングの基本動作を追求しよう練習前のストレッチスロージョギング&ターン
マラソン練習=サマーランニング編=
いきいき健康教室の運動強度と運動習慣について
 この教室をお手伝いするようになって感じることは、椅子に座っての運動ばかりであること。高齢者向けとはいえ、デイサービスや養老施設の運動時間ではないはず。その予備練習かと勘ぐってしまう。仲間と実施する社会参加活動としての意味は大きい。参加者は徒歩や自転車で会場に来られる。生活面で介護の必要はなさそうだ。生活に必要な運動機能を維持し、よりパワーアップするのが本来の目的ではないだろうか。
 運動習慣は、自ら行うものだ。そこで提案したのがスロージョギングやステップ運動。立ち姿で、運動強度も任意に調整できる。人類の移動機能の基本動作だから、独りでできる。実施に当たっては、運動量の目安・運動強度の感覚・年齢別心拍数など、自分で管理できる情報も不可欠だ。
日常動作を運動としてとらえる。=姿勢に気をつけ、重心移動を意識して歩く。

7月1日(金):泉野いきいき健康教室
 今年度の第2回目を開催。今回は発声健康法。講師はMさん。この講座の受講生でもある。背筋を伸ばし姿勢を正す。お腹に意識をおき呼吸し、発声する。興味深かったのは、お腹を意識する時、3ヶ所を使い分ける説明があった。前回、私が講義したスロージョギングのフォームと全く共通する。アイウエオン各音の発声で30秒間持続するのがキツカッタ。昔出来ていても歳を感じる。日頃練習しているフルートのロングトーンにも通ずるもので呼吸法の練習が必要だ。
 朗読では、室生犀星の作品が紹介された。私の練習コースの給水スポットが室生犀星文学碑だ。写真付きで紹介するページを掲載している。犀川を愛おしむ詩を追記した。
【発声健康法=講座内容】
・姿勢を正す・呼吸法
・声のストレッチ=あ・い・う・え・お・ん を鳴らす
・朗読=百人一種・詩
・ウクレレで唄いましょう  ※配布したプリント資料で、適宜練習しましょう。
 【写真集】犀川河川敷コース

8月5日(金):泉野いきいき健康教室
 今年度の第3回目を開催。今回はピラティス。講師は石川レクレーション協会のNさん。姿勢を正して動作するエクササイズを学びました。
 ピラティスは、リハビリ用として生まれた。身体に負担をかけず強くしなやかな筋肉をつけることを目的とした運動。
 ドイツ人のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが、「体と心のバランスを崩す問題」について30年以上にわたる研究から、頭で体をコントロールすることで体の元気を回復させ、心を活性化させ、精神力を高めることを目的にエクササイズ(自然な運動)を考案した。なかでもお腹まわりを中心にインナーマッスルの筋肉を意識して鍛えること、骨盤や背骨、肩など骨格のゆがみや偏りを正しい位置へと整えることに重点を置いている。正しい姿勢へと導くことで、ケガをしにくい身体づくりにも役立つ。
 私の担当するスロージョギング講座。姿勢を正す動作を軸にして、筋力・持久力を高めるエクササイズにしています。レッスンに使えるヒントをいくつかいただきました。

9月2日(金):泉野いきいき健康教室
 今年度の第4回目を開催。今回はいきいき百歳体操。講師は第四善隣館のNさん。
 百歳体操は、筋力をつけて動きやすい身体をつくるのが目的。高知市が2002年に考案し、全国約500の市町村が取り入れるなど全国に広がっている高齢者向けの運動。イスに座り、レッスン動画に合わせてゆっくりとした運動を行う。後半は手首や足首に400gの重りを付けて筋力体操。※重りは体力に合わせて増減する。
 夕方は、犀川コースで12km走。気温は27℃。6月後半から30℃を越す環境で走っていたのでペース走の区間も短くしていた。今日は、6分15〜30秒/kmのペースまで上げられた。練習時間も休憩込みで1時間30分に納まった。

10月7日(金):泉野いきいき健康教室
 今年度の第5回目を開催。今回は屋外活動の予定でしたが、降雨のため室内で、囲碁ボールを楽しみました。
 囲碁ボールは囲碁の町、兵庫県丹波市柏原町(かいばらちょう)で生まれたゲーム。マレットゴルフの室内版でコースの代わりに碁盤の目が目標になります。木槌(マレット)を使い、49個の目(穴)に白・黒各10個のボールを打ち込んで、五目並べ(三目以上でポイント)を競います。並び球をどこに作っていくか、相手のボールをはじき出すこともでき、チームプレーで遊べます。
 予定していた屋外活動は犀川緑地にある児童園までのウォーキング=片道1.3kmを往復。寺町台地から高低差25mの坂道を使います。姿勢を意識し、心拍数にも注意します。現地では芝生地でのスロージョギングを体験してもらう計画でした。
 屋外活動やゲームは、日頃の練習の継続で健康寿命を伸ばし確認する発表会のようなものと捉えてみましょう。私の場合は、今のところマラソン大会とゴルフ競技会でしょうか。

5月8日(日):町会連合会の総会開催。
 新型コロナウィルス禍で町内活動が停滞している。昨年は中止となった泉野校下町会連合会の総会を開催した。地域活動の基盤を維持したい。主要行事も可能な対策をとりながら再開したい。感染や対策の状況を観ながら慎重に進めよう。
 私は健康教室も担当している。6月初旬に今年度の第1回目を開催。音楽に合わせてスロージョギングを楽しんでもらう講座を準備している。
泉野校下町会連合会_総会
編集長の趣味&ボランティア活動

1月26日:町会連合会の泉野サロン健康教室開催。
 新たな変異株(オミクロン)が世界で猛威を振るっている。新型コロナ対応のまん延防止等重点措置が27日から2月20日まで、石川県全域に適用される。※3月6日まで延長。
 その前日となる26日、泉野サロン:健康教室(婦人会主催)を開催した。会長のHさんが音楽に合わせて軽運動を指導するもの。私はその補助とカメラマン。合間に、スロージョグと体幹を意識した股関節と肩甲骨の動作を指導します。
 私は町会連合会で健康講座のお世話をしています。メインは公民館で6〜11月に月1で開催。その婦人会版を泉野サロンで行う。声がかかると出番です。
冬場・新型コロナウィルス禍での室内運動。
 寒冷期でのマラソン練習=距離走。好天で犀川河川敷の芝地の乾燥上状況が良い時を見計らって行う。冬場の体調管理は油断大敵。ランで冷えた体のケア、ちょっと油断すると風邪を引きかねない。
 今冬は降雪もあり、暖かい日がほとんどない。コロナ禍ではおちおち風邪もひけないので、河川敷コースランを控えている。今年は77歳。年齢もあるが、2017年秋の帯状疱疹の後遺症=シビレ痛が改善していないのが一番の理由。常温では夢中になっているものがあれば気にならないが、冷気に触れると痛みを強く感じる。気温が10℃近くなれば始めようと思っている。図書館や近場に出かけるときは短時間なのでジョグを心がける。
スライドボード運動 昨年末から室内練習用にスライドボード運動を取り入れている。冬場は降雪や雨で、外でのジョギングができないのでその代替えとして始めた。一番の狙いはゴルフのための足腰強化だ。
 2020年春から、コロナ禍で3密をさけれるゴルフがメインの運動となった。ゴルフの飛距離寿命を伸ばそうとボディターンのスイングに切り替えた。2シーズン経過してその効果を実感できるようになった。スイングを大きく保っていくには足腰の安定は不可欠。これまでランニングで対応できていたが、コロナ禍で走行距離が激減している。金沢マラソン2021は時間内にフィニッシュできたが走りとしては満足のいくものでなかった。
 スライドボード運動は11メッツ。サブ3.5に相当する運動強度だ。1セット=100ストローク、小休憩をいれながら5回を目安に行う。これは3kmのジョグに相当する。これまでは前進運動のランニング、横へスライドする動きはとても新鮮だ。左右に踏ん張る形になるのでゴルフのスイングにも役立ちそうだ。
【関連記事】編集長のマラソン講座=スライドボード運動

2022年の新型コロナウィルス感染状況と対策=第6波・第7波 
第6波から第7波へ=グラフの目盛りが大きく増えた

新型コロナウィルス禍で高齢者の体力・運動能力の低下に懸念
 新型コロナウイルスの感染が始まって2年が経過した。スポーツ庁による「体力・運動能力調査報告書」によると、子どもと高齢者で、2021年調査では2019年調査と比べて、体力・運動能力が低下していた。新型コロナウイルスによる外出等活動の自粛が要因の1つとして考えられる。
【参考記事】コロナ禍における高齢者の体力・運動能力の低下=ニッセイ基礎研究所(2022.04)

泉野いきいき健康教室
【例年の主な講座内容】※近年実施した講座内容です。年度ごとに6講座を設定します。
 ・フレイル予防=フレイルチェックと運動
 ・百歳体操=目指せ健康寿命百歳
 ・発声健康法=声を出して元気になろう
 ・音楽療法=リラクゼーション・脳の活性化
 ・口腔ケア
 ・転倒防止
 ・栄養・料理実習
・家でできる筋トレ
・ピラティス=姿勢の改善・バランスの取れた体
・スロージョギング=姿勢を正し、音楽に合せて
・ダギングダンス
・野外活動=ウォーキング
・室内ゲーム
 など
【開催案内】毎年、4月に校下町会の回覧で案内し、事務局で受付しています。
 泉野校下町会連合会事務局(城南公民館内)
 TEL:076-247-7041 e-mail:izumino@spacelan.ne.jp
自宅での健康運動習慣を楽しもう。
健康教室で実施している運動は、WEBサイトの動画を観ながら行うこともできます。
 【例】百歳体操・高知市 でWEB検索すれば、教材で使った動画を探せます。
※コロナ禍で、こうした動画が沢山掲載されています。お気に入りの動画を数項目用意して、健康運動習慣に役立てましょう。

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