走快:能登島ロードレース2005 金沢中央走ろう会/編集長の大会報告

能登島ロードレース2005
ハーフマラソンの部
応援有難うございました
写真集大会資料取材レポート
2005.07.03
=写真マラソン2005=
速報掲載:2005/07/03
記事更新:2005/07/17
続編:能登島ロードレース:大会写真集
能登島ロードレース:ゴール
フィニッシュする金沢中央走ろう会の会員

梅雨の合間、夏のハーフマラソンを楽しみました。

能登島ロードレース:スタート
ハーフマラソン:スタート前(08:55)。手前の階段を上るのは大会顧問の天野会長
 県内で夏に行われる大会です。私は、夏場の練習の一環としてこの大会に参加しています。暑いのでフルマラソンペース(6分/km)を目標に、海浜コースの風景を楽しむことにしています。
 梅雨前線の影響で雨も心配されましたが、例年どうり暑いレースとなりました。昨年は、30℃を越す炎天下。今年は少し雲があるので日射は弱まっています。風もなく湿度も高そうです。
 写真マラソン2005:能登島ロードレース編は、猛暑を楽しむ(?)ランナーをテーマにした写真特集です。 =編集長=

コースの前半はアップダウンが続きます。 写真集
707(09:00)_レースは下り坂から始まります。  (09:02) 役場交差点を過ぎると上り坂に入ります。
能登島ロードレース:快走
712(09:03)_坂を登るランナーの列
能登島ロードレース:快走
715(09:09):長い上り坂が続きます。
716(09:09)_もうすぐ坂の上です。 717(09:10)_坂を下って右折します。
能登島ロードレース
(09:15)_丘陵地を気持ちよく走ります。でも暑い。 スタートから長崎トンネル。
標高差40mのコースを走る
 スタートの生涯学習センターが最高地点。レースは下り坂から始まります。そしてアップダウンの続く丘陵地を10kmまで走ります。この前半でスピードを上げると、後半の暑さもあり、ペースダウンになります。マイペースを守って走ることが大切です。平坦地を走るときにペースを整えて、後半に備えます。
 第1給水所(ニ穴)をしばらく走ると島の南側の海岸線にでます。第2給水所(日出ケ島バス停)から海岸線をしばらく走ると丘陵地帯に入ります。田園風景を抜け野崎町内で島の東端になります。ここから島の東側を北上します。長崎トンネルを抜けて第4給水所(長崎)へ。
724(09:17)_第1給水所(ニ穴) 726(09:17)_たっぷり水を摂取して。。
727(09:19)_ 728(09:20)_平坦な路になりました。
729(09:20)_快調に走るTさん(右) 732(09:22)_
能登島ロードレース:応援
730(09:22)_沿道の楽しい応援です。ありがとうございます。
733(09:22)_坂が続きます。 734(09:23)_走快

海浜コースを楽しみます。
736(09:25)_海がみえてきました。 738(09:25)_ここから海岸線を走ります。
能登島ロードレース:快走
739(09:26)_海岸線を走る。
741(09:28)_海岸線を走る。
742(09:29)_5km地点。第2給水所 743(09:30)_第2給水所(日出ケ島)
744(09:30)_第2給水所を後に。 (09:31)_昨年の記念Tシャツ。汗ビッショリです。

749(09:36)_丘陵地を走ります。
海岸線と丘陵地を織り交ぜたコース
 島の南側の海岸線を気持ちよく走ると、丘陵地では田園風景になります。島内の平地では稲作が。田圃は久々の雨で稲も元気を取り戻しています。景色の変化が楽しめるコースです。
 自然のなかの静かなランニングも町中を通過すると応援があり、気持ちを高めてくれます。
750(09:37)_久々の雨で稲も元気を取り戻しています。
751(09:42)_応援(野崎) 752(09:42)_応援(野崎)
753(09:42)_ここで右折 754(09:44)_応援(野崎)
755(09:45)_第3給水所(野崎) 756(09:45)_第3給水所
島の北東部から北側の海岸線
 長崎トンネルを抜けて第4給水所(長崎)へ。ここから少し走ったF目(えのめ)あたりが中間点になります。八ケ崎海水浴場から島の北側の海岸線をフィニッシュに向かいます。
 曲がりくねった町中とゆったりとカーブする海岸線の景色が対照的です。景色を楽しみながら走ります。今回は期待している潮風もなく暑いランニングになっています。
能登島ロードレース

島の北東部から北側の海岸線を走る。
759(09:55)_長崎トンネル 760(09:55)_応援(長崎)
能登島ロードレース:エイドステーション
763(10:01)_第4給水所(長崎)

真夏の大会に必要な給水。全給水所を紹介します。エイドの皆様、有難うございました。
9ヶ所の給水所
 夏場、猛暑のレースでは給水が大切です。
 給水所は、コース上に8ヶ所。フィニッシュ会場に1ヶ所。計9個所で間隔も十分でした。
 この取材マラソンでは、全ての給水所の様子を撮影しました。エイドステーションの皆様に感謝の気持ちをこめて掲載しています。
熱中症対策
 後半になると、水分摂取時に首筋の冷却を行います。前かがみになり後頭部から首筋にコップの水を2〜3杯かけます。この方法は体温を冷やすのに効果的です。この作業で2〜3分のタイムロスがでますが、タイムより元気にフィニッシュすることが大切です。
764(10:01)_第4給水所(長崎) 766(10:12)_応援(八ケ崎)
767(10:12)_応援を後に。 768(10:20)_第5給水所(祖母ケ浦)
769(10:20)_第5給水所 769(10:20)_シャワーコーナーにきました。
 第5給水所(祖母ケ浦)には、シャワーコーナーが設けられています。
 素通りするランナーも多くいます。私も使わないほうです。カメラを持っていることもありますが、靴の中を濡らしたくないのが理由です。
 今回は、あまりの暑さにカメラを置いて、頭部と首筋へのシャワーを使いました。
 シャワーを利用している写真を撮りたいのですが、使ってくれるランナーがなかなか来ません。しばし待って2枚撮影しました。
 大きなヤカンで給水ボランティアのご婦人がおられました。庭先でのサービスで、通りかかった時に気付きましたが、カメラをウェストポーチに収納していたので撮影できませんでした。
771(10:22)_ここで元気を回復。 772(10:22)_気持ちよさそう。
能登島ロードレース:快走
773(10:37)_第6給水所。海岸線の景色は最高ですが、期待の潮風がありません。暑い。暑い。
774(10:38)_第6給水所(四つ島景観路) 775(10:38)_第6給水所。
能登島ロードレース
776(10:39)_第6給水所 もうすぐフィニッシュだ。
777(10:53)_第7給水所(城ケ鼻) 778(10:53)_第7給水所

10kmランナーと合流。フィニッシュへ。
779(11:03)_第8給水所(向田)。あと1.2km。 (11:04)_10kランナー(視覚障害ランナーと伴走者)
(11:35)_UさんとTさん、山菜を手にフィニッシュ
 第7給水所(城ケ鼻)では、係員から『残り2.2kmですよ』と激励の声が掛かります。
 ここから500mくらい走ると10kmランナーと合流します。最後の第8給水所(向田)が20km地点。残り1kmの表示を経過して、いよいよラストスパート体制に。
 向田交差点を左折してゴフィニッシュまでは長い上り坂。7〜8人抜いたが残り100mでペースがあがらない。ここのフィニッシュ前はちょっときついコース設定です。
 フィニッシュ後、会員や知人の完走シーンを撮影しました。
789_フィニッシュ給水所 790_フィニッシュ給水所

【写真の番号表示】005(09:25)=写真整理番号(時刻)


フィニッシュタイムは2時間11分

ホノルルマラソン2004を
ご一緒したFさんと
 この大会は、いつも暑い日になっています。制限時間は4時間。給水所も多く設置され、無理をしないでゆっくり走れる大会です。
 大切なのは熱中症対策。最初から水分を補給し、途中でもシッカリ給水することが大切です。春・秋の大会では5分15〜30秒/kmペースで走りますが、暑い時期は6分ペースに落とします。これはフルマラソンのペースです。
 今回の走行計画は6分/kmペースを維持すること。夏場のレースでは、いつものタイムに15〜20分を加算したタイムで、体への負担を軽くします。目標は2時間10分。
 最初の1km  00:05:34
  5km地点  00:30:50
 10km  01:00:02
 15km  01:30:17
 残り1km  02:05:01
 フィニッシュ  02:11:01
写真を撮影しながらも、6分ペースを守っています。

ハーフマラソンの部の完走記録

大会資料

完走人数:454名

男子:389名
女子: 65名

フィニッシュの時間帯はグラフ参照


完走後の昼食を楽しむ金沢中央走ろう会の会員

気象条件(七尾:アメダス)

時刻 気温℃ 風速m/s 風向
09:00 25.1 2 北北東
10:00 26.1 1 西北西
11:00 25.4 3 北北東
12:00 26.8 1 北北東
コース図
金沢中央走ろう会入賞者
 山本利枝さん:ハーフ女子50歳以上:優勝。
 小紙妙子さん:10km女子50歳以上:5位。
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編集長レポート
能登島ロードレース2005を写真取材しました。
 大会プログラムに掲載された参加人数は、男子:460名、女子:73名、計:533名。被写体は500名くらいでしょうか。天気も時間帯も撮影には絶好の条件です。
 フルマラソンでは4回撮影ランニングをしていますが、ハーフは初めてです。スタート直後から撮影できるよう準備し、スタートラインは最前列の左端に並びました。
 前半の丘陵地、後半の海岸線を走るランナーと9ケ所のエイドステーション。そして応援風景。撮影ポイントをイメージしてのスタートです。
ランニング中の撮影は80枚。全エイドステーションを収録しました。
能登島ロードレース:完走記録 スタートからいきなりの下り坂です。少し下ったところで、ランナーの集団を撮るために左の路肩に登ります。撮影後すぐにペースを上げて次の撮影に向かいます。
 坂道は絶好の撮影ポイントです。登り坂の上からランナーの列を狙います。大きくカーブしている坂道は最高のポジションです。500名の集団といっても5〜6分で細長い列にかわってきます。撮影チャンスと撮影ポイントを作るのは、スピードを要求されるのです。
 スタート直後のランナー集団もなんとか撮れたとこところでマイペースに戻します。
 今回の撮影テーマは『猛暑を楽しむ(?)ランナー』。暑さを表現するのはどうしたら良いのでしょう。汗びっしょりの姿もビューティフルではありません。こんなことを悩みながら走るのは楽しくありません。猛暑を楽しむランナーを支える全エイドステーションを収録することで代替することにしています。シャワーコーナーも素材の一つです。
カメラを拭くタオルが汗でビショビショ。思わぬトラブルに苦戦。
 いつでも撮影できるようカメラを手にして走ります。5km過ぎから汗でカメラが濡れてきます。小タオルでカメラを巻いて保護します。10kmを過ぎるとそのタオルもビショビショです。ウェストポーチも汗でグッショリ。防水カメラが必要です。用意したビニル袋にカメラを入れて収納します。
 暑い日やフルマラソンでも、タオルがここまで濡れたのは初めてです。今回は初めてハーフマラソンの撮影です。レースの最初から撮影を開始したことが、原因です。
 いつもは最初の20分はランニングの体調つくりで撮影はしません。この間に最初の汗がでてしまいます。撮影ポイントでウェストポーチからカメラを取り出し撮影後収納。これを繰り返しても、保護のタオルは湿ってきますがビショ濡れにはなっていません。
 後半の海浜コースは風もなく、とても暑いランニングです。ランシャツをたくし上げて上体(お腹)を冷却しながら走ります。そうした作業もあって手が汗で濡れています。撮影前にタオルを絞って準備しますが、カメラの保護には使えそうにありません。後半の撮影ポイントも予定していたものをパスし、給水所だけにしました。

【余談】撮影マラソンをしていると声を掛けられます。一部を紹介します。
○応援のご婦人:
あっ追い越されるよ。横の人:大丈夫よ。(私)応援ありがとう。
おいくつですか?。(私)還暦です。貴方は。。(66歳の男性でした。)
ランシャツをたくし上げて走ると楽ですね。真似をさせてもらいました。(私)どうぞどうぞ。
○盲目ランナーの伴走者:走る後姿がイイですね。(私)??(お返しに撮影しました)
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