走快:九頭龍フルマラソン2005 金沢中央走ろう会/編集長レポート

チャレンジ松岡九頭龍フルマラソン
記録の狙える楽しい大会です
写真集大会資料取材レポート
コース図・大会ガイド
2005.11.20
掲載:2005/11/22_更新:2005/12/25
北陸3県のマラソン大会写真集
チャレンジ松岡九頭龍フルマラソン:ゴール
手をつないで仲良くフィニッシュ

九頭龍マラソン2006・2007|九頭龍マラソン2005|九頭龍マラソン:目次

絶好のランニング日和。フルマラソンを楽しみました。
チャレンジ松岡九頭龍フルマラソン:スタート
フルマラソン:スタート。2013(09:00)行ってきまーす。ガンバッテネ。
 福井県で開催される唯一のフルマラソン大会。近県からの参加者で賑わいます。金沢中央走ろう会のメンバーをはじめ顔馴染みのランナーも多数参加しているので、準地元の大会です。意外にも編集長には県外大会の初遠征なのです。
 今日は、昨日からの雨も上がり、快晴に恵まれたマラソン日和となりました。今回は秋口からのフォーム改良を試し、ベストタイムの更新を狙います。写真取材は中間折り返し地点までです。九頭龍川の河川敷とサイクリングロードを使ったコースを楽しむランナーと、会場やエイドステーションなどの大会運営の様子をお楽しみください。

写真集
快晴に恵まれました 【写真の番号表示】005(09:25)=整理番号(時刻)
チャレンジ松岡九頭龍フルマラソン:スタート前
(08:57)_先頭に並んだ自信満々のランナーたち。受付け・食事引き換え・計時などのテント前に並びます。
2009(08:58)_4時間以内はここです。 2010(08:58)_4時間以上の先頭。
2012(09:00)_スタート。列はゆっくり動き始めました。
2015(09:01)_河川公園を周回します。
九頭龍フルマラソン=コース図

コース地図を参照しながら

写真集をお楽しみください。

2020(09:04)_公園の東端まできました。
九頭龍川の河川敷と堤防を走る
 走路は九頭龍川の河川敷と堤防上に整備されたサイクリングロード約10kmを2往復します。大会場となる河川公園は1周2kmもあるのでスタートやフィニッシュでの周回はとても長く感じます。
 九頭龍川は福井県の最大河川。暴れ川だったこともあり堤防はシッカリしたものです。橋の下をくぐるなど途中で堤防への上り下りを繰り返しますが、全体的には平坦なコースとなっています。堤防からの眺めは360度の視界。福井平野や山波みを楽しめます。
2021(09:05)_河川公園を2周します。
2028(09:22)_公園を出て右岸の堤防の上を走ります。
2030(09:23)_五松橋歩道橋を渡る 2(09:24)_公園と下流側10kmのコースを望む。
2034(09:26)_五松橋エイドステーション
2038(09:30)_河川敷から堤防を上る。
2039(09:30)_河川敷を走る。堤防上から上流を望む。
2045(09:36)_高速道路の奥に福松大橋 2046(09:37)_高速下茶屋
2056(09:52)_走快。下流方向にひたすら走ります。
2059(10:04)_もうすぐ九頭龍橋。折り返しのランナーと対面走行になります。
2061(10:05)_Mさん。快調に飛ばしています。 2062(10:06)_舟橋茶屋
2065(10:06)_舟橋茶屋。コップを入れてね。 2068(10:08)_Nさんも快調です。
2069(10:08)_ガンバッテネ。折り返しコースの楽しいエール交換。
九頭龍マラソン:折り返し点
2080(10:13)_下流側折り返し点
2084(10:16)_Nさん。70歳の力走です。
下流側折り返し点
 サイクリング路を2往復するコースです。今回はコース下流側の中角橋の撤去工事のため、西端から約1km戻った天池橋の手前が折り返し点となりました。短くなった分を河川公園を周回します。
 約4分の1を走り、コースの全容を把握できました。同じルートをあと3回分走ることになります。ここからは後続のランナーとの対面通行になります。仲間に声を掛けながら走ります。
2086(10:17)_来た道を上流に戻ります。堤防から河川敷に下りる。
2087(10:17)_初冬の河川敷。ススキを入れてみました。
2089(10:18)_河川敷と堤防の上り下りが気分転換させてくれます。
2090(10:21)_舟橋茶屋 2091(10:21)_舟橋茶屋
2092(10:22)_犬と一緒に応援です。 2100(10:26)完走請負人と監察とすれ違いました。
九頭龍マラソン:初冬の景色を楽しみながら走る
2102(10:30)_白い雲と山波み。気持ちの良いランニングです。
2107(10:36)_8号線茶屋 2108(10:36)_8号線茶屋
2109(10:36)_8号線茶屋 2114(10:50)_20km地点。
2115(10:50)_高速下茶屋 2116(10:51)_高速下茶屋
2117(10:51)_高速下茶屋 2121(10:56)_走快
2122(10:56)_もうすぐ中間点です。
2123(10:56)_中間点です。ここから河川敷に下ります。
2124(10:56)_中間点の応援。
距離表示と中間点
 このコースの距離表示は10kmごとと残り5kmから1kmごと。15・25・35kmの表示がないのがつらい。中間点まで快調に来ました。ラップも予定どうりです。後半をシッカリ走れば夢の3時間台です。30kmまでのペースを確認するには10kmは長すぎます。ラップ計測には5kmの表示が欲しいところです。
 中間点を少し走ると河川敷に下ります。ススキの撮影の定番は逆光撮影。堤防上を走るランナーのシルエットと組み合わせたカットを狙ってみました。
(10:58)_堤防上から河川敷に下る。ススキの穂と草の緑、青い空と白い雲。ランナーのシルエットを狙う。
2133_ペースメーカーになっていただきました
視覚障害ランナーの力走
 写真2133は、スタートからずっと並走していたペアです。目標タイムを聞くと4時間とのこと。写真撮影による遅れをカバーするのに格好のペースメーカーになっていただきました。ホームページの取材ランをしている話をしましたら、伴走車から『どこのホームページですか』と尋ねられました。中間折り返し点で対面となりましたので、力走される皆さんを撮影しました。
 知り合いの方がおられたら、掲載してあることを知らせてあげてください。
2134(11:02)_視覚障害ランナーの力走 2135(11:02)_視覚障害ランナーの力走
2137(11:02)_五松橋エイドステーション 2138(11:02)_五松橋エイドステーション
九頭龍マラソン:中間折返点
2139(11:02)_中間折り返し地点。ここでカメラのメモリーオーバーになりました。
2140(11:02)_中間折り返し点の応援
中間折り返し点でカメラのメモリーオーバー
 中間折り返し点を撮影すると、カメラのディスプレーで文字が点滅。メモリーオーバーの表示です。なんと160枚も撮影していたのです。まさかのトラブルです。この後、予定どおり堤防上で応援しているNさんにカメラを預け、走りに専念することにします。

編集長のフィニッシュタイムは4時間5分0秒。
 今回の走行計画は20kmまで5分30秒/km、後半を5分40〜50秒で走り、3時間59分を目指すものです。
 撮影は前半で済ませ、ハーフ折り返しでカメラを応援のNさんに預けました。
 30km迄まずまずのペースですが、予定より1分半の遅れです。このコースの距離表示は10km毎なので、正確なペースを把握できないのがつらいところです。残り5km地点でのラップ計測でペースを落としているのに気づきました。3時間台は無理のようです。
 フィニッシュタイムは4時間5分0秒。春の大会記録を24分短縮した自己ベストです。
ペース良く走りタイムを更新。

大会資料
フルマラソン参加者記録
参加人数 男子:458人
女子:105人
完走(6時間以内):509人
気象条件(福井:アメダス)
北緯:36度3.3分 東経:136度13.3分 標高:9m
時刻 気温 ℃ 湿度% 風速m/s 風向
8:00 4.4 89 1
9:00 6.3 81 2 南南西
10:00 8.9 72 3 南南西
11:00 11.0 56 1 東南東
12:00 11.6 54 3
13:00 12.0 46 2
14:00 11.8 46 3 北北西
15:00 11.8 41 3 北西
天候:晴れ。最高気温:12.5℃(0:00〜15:00)
コース図
コース図
九頭龍マラソン:コース地図
九頭龍マラソン河川公園地図
河川公園の外周走路は2km。スタート時は2周。フィニッシュで1周する。

会場の様子から
2153_歓迎。背が高いのでタオルを掛けるのは大変。 2154_記録証を発行します。


画像データを提供します
1986(07:57)_金沢の青年 1995(08:34)_名カメラマン? 1997(08:36)_金沢RC
1999(08:52)いつもの仲間です 2011(08:59)金沢中央走ろう会 2078(10:13)_走快
2082(10:16)_走快 2098(xx:xx)_走快 2106(xx:xx)_走快
2118(10:51)_カメラマン 2147(xx:xx)_フィニッシュ 2151(xx:xx)_フィニッシュ
取材中撮影したランナーの皆さんの写真提供画像について
※取材中に撮影しました。写真番号を明記して編集部宛て申し込みください。

編集長レポート
松岡九頭龍マラソンを写真取材しよう。
 今回の大会参加は自己ベスト更新と大会取材の2兎を追う欲張った計画です。
九頭龍フルマラソン:スタート4分前。掃除中です。
スタート4分前。掃除中です。
 九頭龍マラソンは福井県で開催される唯一のフルマラソン大会です。北陸3県ではフルマラソンは4回(富山1・石川2・福井1)しかないのです。機会があれば写真特集に掲載したいと考えていました。
 今年は仕事の都合でホノルルマラソンを取りやめ、代わりに福知山マラソンを予定していました。誰か一緒に行く仲間はいないかと相談している時に、この大会の開催情報を知ったことで、参加を決めました。私は石川県内の大会とホノルルマラソンしか参加したことがありません。県外の大会の初遠征でもあります。
 秋口からフォーム改造に取り組み、百万石ロードレースのハーフで1時間50分、CYORランニング大会の30kmで2時間47分と、走力も増してきたのが実感できます。4月加賀健勝マラソンでのベストタイム4時間29分を更新するチャンスです。ハーフのタイムからフルマラソンのタイムを予測する計算式があります。110×2.11=220分→3時間40分。『うまく走りきれれば、夢の3時間台だ』と密かに気力を増幅させています。前半で飛ばして32km過ぎから脚の痙攣で失速した経験も脳裏を横切ります。4時間10分台での記録更新を目標におくことにしました。、
 問題は取材のカメラです。42kmを持って走るのは大きな負担になります。前日にNさんから電話がありました。奥さんと息子さんが応援に来るとのこと。折り返しコースなので途中でカメラを預けることができるようになったのです。
 もう一つの問題は天候と寒さです。週間予報で雨から曇り、気温も6〜8℃と還暦のランナーには厳しい条件です。タイツや長袖シャツ・手袋などの防寒の準備をします。フルマラソン7回目の挑戦ですが、フルはもちろんハーフの大会でも気温10℃以下の状況で走ったことがないのです。雨が降ったら、状況次第ではリタイアしようなどと気持ちの整理もしていました。
天気の回復で絶好のランニング日和になりました。
 前日の天気予報は晴れ。金沢を出るときはまだ雨が残っています。高速道路に入ると西の空が明るくなってきます。白山も見えます。あとは気温と風だ。河川敷と堤防には風を遮るものがありません。
九頭龍マラソン:大会カメラマンと記念撮影
大会カメラマンと記念撮影
 大会プログラムに掲載された参加人数は、男子:542名、女子:114名、計:656名。欠場もあるので600名位でしょうか?
 県別の参加者リストがある。地元福井県から292人、ついで石川県180人、富山県69人。金沢中央走ろう会のメンバーをはじめ顔馴染みのランナーも多数参加しています。名簿には、各人の一言コメント欄が用意された楽しいものです。
 受付し、ランニングウェアに着替えた後、会場の写真取材を始めます。出会った仲間達とは挨拶しながら記念撮影をしてあげます。開会式が始まりました。参加者は児童ばかりです。彼らは『ちびっこ駅伝』の参加者。マラソン参加者は準備に専念しています。選手宣誓は石川県から参加の松岡さん。主催者の町名と同名で指名されたようです。
 石川県から参加している青年から声をかけられました。ホームページを良く観ているとのこと。今回はタイムを狙っていることも知っておられたので、編集長レポートもシッカリ読まれているようです。お互いにエールを交換し、お礼に写真を撮ってあげました。後でキャッチコピーを考えました。『会場で編集長を見かけたら声をかけましょう。記念撮影をしてもらえます。』 ちょっと押し売り過ぎますでしょうか。
 大会の女性カメラマンがいましたので、声を掛けました。臨時のカメラマンとか。一緒に記念撮影しました。彼女はフィニッシュ地点で撮影している時にも声を掛けました。手に撮影してあげるランナーのゼッケン番号を書いていました。うまく撮れたのでしょうか。
スタート。
 スタートラインはフィニッシュゲートと同じ位置。受け付けや記録・食事サービスなどのテント群の前に並びます。まず河川公園を周回してから、公園を出て橋を渡り左岸のサイクリング路に出ます。
 スタートラインには3時間以内、3時間30分以内、4時間以内、4時間以上の目標タイムに分かれて並びます。3分前、スタートラインに並ぶ選手達を撮影してから、4時間以内の場所に並びます。
 カメラや計時の準備をしているうちに列が動き始めました。ゆっくり動き出した列を撮影してから流れに加わりスタートラインを通過。ここで走路の横に移動しランナーの列を撮影します。河川公園の周回路は広いのでランナーの列をシッカリ撮影できます。公園をでて右岸の堤防や橋の上からランナーや会場風景を撮影。撮影の始動も順調です、いよいよタイム更新にむけたランニングが始まりました。
走行計画は前半を5分30秒/kmペースで。その後は。。
 今春の加賀健勝マラソンで4時間29分00秒。40mの高低差のある丘陵地の起伏が続くタフなコースでした。ここは河川敷で平坦なコースです。坂は堤防の上り下りだけなので気分転換にもなります。気温も10℃違います。快晴に恵まれ記録を狙うにはもってこいの大会です。
 秋口からフォーム改造に取り組み、百万石ロードレースのハーフで1時間50分、CYOR大会の30kmで2時間47分と、走力も増してきたのが実感できます。ベストタイム4時間29分を更新するチャンスです。4時間10分台を目標におき、うまく走りきれれば夢の3時間台をと密かに気力を増幅させています。
 夏から10月までの走り込みの疲れから免疫力が落ちてきたことと季節の変化(寒さ)に慣れないことから、11月に入って練習後に鼻水が出るなど風邪気味の兆候が続きました。レース後半での脚力が心配ですが、走れないのでは意味がないので練習を控えます。
 3時間59分を目指す走行計画は、20kmまで5分30秒/km、後半を5分40〜50秒で走りたい。先月の大会結果から30kmまではなんとかなりそうです。残り10kmが勝負のときです。
30kmまで順調に走ってきました。
 10kmを55分37秒。20kmを1時間50分18秒。30kmを2時間48分42秒。
 30km迄まずまずのペースですが、予定より1分半の遅れです。このコースの距離表示は10km毎なので、正確なペースを把握できないのがつらいところです。残り5km地点でのラップ計測でペースを落としているのに気づきました。4時間以内は無理のようです。
 取材撮影は前半で済ませ、ハーフ折り返しでカメラを応援のNさんに預けました。
 カメラを預けると気持ちも切り替わります。撮影を意図して景色やランナーを見るのと、楽しみながら観察するのとの違いです。走りながらの観察は状況変化も早くなるので、撮影ポイントを忙しく探します。『良い景色だな。応援の様子が楽しそうだ。おっ、シャッターチャンスだ』などと判断するとすぐカメラを操作します。カメラがないと、これをジックリ味わいながら観察できます。
 汗をかいていません。正確には汗が出るのと乾燥するのがバランスしているのです。汗でお腹を冷やすこともありません。メッシュ系の半袖シャツとランパンですが寒くありません。薄い手袋も十分な暖房効果を果たしています。呼吸に乱れはありません。息を荒げた呼吸は一度もしていないのです。とても気持ち良く走れます。ここまで快調に走れたのは、気象条件が最高なのです。
フルマラソンは30kmからが本番。そしてフィニッシュ。
 35km以降をうまく走りきれるか。残り5km〜4km間のラップは6分37秒、給水もあるのでまずまずですが、ペースが落ちています。快調に走った分、脚に負担がかかっています。なんとしても痙攣だけはしたくない。昨春の大会での悪夢が脳裏を駆け巡る。無理をするとタイム更新が逃げていきます。多少の疲れを感じる脚と相談しながら走ります。残り4〜3km間でのラップが6分13秒。このペースを維持しよう。
 九頭竜川左岸の走路を走り終えました。河川敷から堤防の上にのぼり、五松自転車橋を渡ります。右岸の堤防の走路から河川公園に戻ります。ここで、あと2kmの表示です。河川公園の外周路の長いこと、長いこと。広い芝生公園です。見渡しが良いので尚更遠くに感じます。
 あと1km表示を過ぎて、公園の東端を折り返すとフィニッシュゲートまで直線コース。ラストスパートは300m手前から。フィニッシュタイムは4時間5分0秒。春の大会記録を24分短縮した自己ベストです。
盲人ランナーと伴走者。ペースメーカーになっていただきました。
 この大会には盲人ランナーが数組参加されています。ペースが同じでしたので伴走者に声を掛けます。目標タイムは4時間とか。私は撮影で立ち止まるので遅れます。これまでの取材ランでは、ペースを変えないで走りますが、今回は記録を意識しています。彼らをマークしてついていくことで遅れを取り戻します。30km近くまでピッタリとついていくことができました。それ以降も視界のなかにありましたので、格好のペースメーカーになっていただいたことになります。フィニッシュ後タイムを聞きました。4時間1分。とても残念そうでした。
昨年ホノルルマラソンを走ったMさん。
 取材も兼ねて同じペースで走っているランナーと会話します。ずっとペースを合わせている女性でした。このコースの近くに住んでいるようです。マラソン大会の取材の話をしていると、昨年ホノルルマラソンに参加したとのことです。福井マラソン(ハーフ)で50位になり、ホノルルマラソン参加のチケットが当たったラッキーな人だったのです。私のホームページで特集しているので、観てくださいとシッカリPRしました。
撮影は160枚。九頭龍川河川敷コースと大会の雰囲気を捉えることができました。
九頭龍マラソン:ゴールゲートで記念撮影
フィニッシュゲートで記念撮影
 青空と白い雲。福井平野を流れる九頭竜川。山波みも綺麗に望めます。河川敷から堤防へ上る坂道は格好の撮影ポイントです。会員仲間や顔馴染みのランナーにはすれ違い時にシャッターを切ります。
 エイドステーションも撮影ポイントです。飲料のほかにバナナやみかん・レモン・パン・飴・チョコレートなどの食材が用意されています。橋の下に設けられているところは、暗くて撮影条件がよくありません。
 いつもは、エイドを利用するランナーと係員の配置を考えて撮影します。今回は、ランナーを待っているユトリはありません。エイドの係員に声をかけ笑顔を待っての撮影も、今回は通過時にカメラアングルを決めてシャッターを切ります。楽しい雰囲気は出せませんでしたが、感謝の気持ちをもって撮影しています。バナナやみかん、美味しかったですよ。
 沿道の応援は堤防の上です。片道10kmに点在する芝生広場のところで応援していただきました。いつものように手を振って返礼します。応援風景は私の取材テーマなのですが、今回は撮影するタイミングが合わず、少ないのが心残りです。
フィニッシュの様子など(大会主催者が楽しむ大会運営)
九頭龍マラソン:タオルケットで歓迎。
フィニッシュをタオルケットで歓迎。
 大会運営の皆さんも楽しまれている様子が伝わってきます。
 ランナーを迎えるアナウンスは、フィニッシュする一人一人を紹介し完走を祝うものです。申し込み時に記入した目標タイムやコメントなどと組み合わせて紹介されます。3時間半で500人分、咽喉が涸れなければ良いのですが。有難うございました。
 バスタオルで選手を迎えるご婦人方がとても楽しんでおられます。テレビ放映でフィニッシュしたランナーにバスタオルをかけるシーンがあります。まさにこのやり方です。今日の天候だと、すぐに保温が必要ではなかったのです。楽しんでますねと声をかけると、『楽しいですよ』と笑顔が返ってきました。
 これらの観察をしながら仲間のフィニッシュシーンを撮影していて気付きました。フィニッシュ後の対応が急すぎるのです。タオルの歓迎に続き、計測チップの手続きと矢継ぎ早です。フィニッシュから歓迎までのスペースが短かく狭いのも一因のようです。フィニッシュして少し歩く。完走の実感を味わう瞬間です。ランナーが主役です。こうした『間』を大切にして歓迎してあげたい(もらいたい)。
大変だ。メモリー切れだ。
 中間折り返し点を撮影すると、カメラのディスプレーで文字が点滅。メモリーオーバーの表示です。なんと160枚も撮影していたのです。加賀健勝マラソンではハーフ地点で60枚の撮影でした。今回も撮って100枚くらいだろうと予想していました。まさかのトラブルです。この後、予定どおり堤防上で応援しているNさんにカメラを預け、走りに専念することにします。
 フィニッシュ後、着替えてから撮影再開です。メモリー不足では、完走シーンや会場の取材撮影ができません。数枚削除し、画像サイズを小さく設定して仲間のフィニッシュだけ撮ることにしました。
 ベストタイムを大幅に更新した大会なのに、私のランニング姿の写真は1枚もなしです。ランニングと同じく撮影も快調だったのです。大会写真は雰囲気の伝わるものが撮れたのが何よりです。
【編集中です。。。】
ホームページの編集も写真の多さに手間取りました。主要なものを加工してページ制作したところ3MBを越すものになりました。今回は記録を意識した割には気に入った写真が多いのです。写真集は1ページで編集し1MB以下に納めることにしています。写真を3分に1に減らしての掲載にしなければなりません。とりあえずサーバーの空き容量があるので、2.4MBまでとなりました。しばらくすると写真が少なくなります。ご了承ください。
※2008年5月、サーバー更新により、2.4MBのものに戻しました。
【お知らせ】
掲載写真のオリジナルデータを提供します。
あなたのゼッケン番号と写真番号を明記して編集部宛て申し込みください。
※1:スタートなど参加者の集合した写真は提供できません(プライバシー保護のため)。
※2:写真提供は、写っている本人に限定です。
取材中撮影したランナーの皆さんの写真提供画像について

編集長レポート:写真マラソンシリーズをお楽しみください。
北陸3県のマラソン大会写真集
:北陸3県で開催されるフルマラソンの4大会を写真集で紹介しています。
写真特集九頭龍フルマラソン:写真集

Copyright Kanazawa-runners.com 2004-2010|photo_album