走快:能登島ロードレース2006 能登島ロードレース:大会写真集

能登島ロードレース2006
ハーフマラソンの部
競技役員として撮影しました
写真集大会資料取材レポート
2006.07.02
=写真マラソン2006=
速報掲載:2006/07/02
記事更新:2007/07/03
能登島ロードレース:ゴール
真夏のハーフマラソンを完走しました。

梅雨の合間、夏のハーフマラソンを取材しました。

能登島ロードレース:快走
ハーフマラソン:スタート前(08:55)
 昨日から続いた雨もスタート前から小降りに変わり、上がってきました。例年は日差しの強い暑いレースでしたが、今回は湿度は高めですが、少しは走りやすい状況となりました。
 今大会は選手でなく競技役員として写真取材をお手伝いしました。昨年はコース紹介を主に撮影しました。今回は能登島の景色と夏のレースを楽しむランナーをテーマにした写真特集です。
 前回の写真集と合わせてお楽しみください。=編集長=
能登島ロードレース:大会写真集

写真集
コースの前半は、丘陵地を走ります。
能登島ロードレース:快走
(09:00)_ハーフの部スタート。
能登島ロードレース:快走
0054(09:00)_レースは下り坂から始まります。
0058(09:02) 役場交差点を過ぎると上り坂に入ります。
0068(09:04)消防署前の坂を上ります
0072(09:08)_起伏が続きます。
0083(09:11)十字路への下り坂。
0090(09:12)十字路を二穴方面へ右折します。ここの上り坂もけっこうキツイ。
0100(09:17)ランナーの列が長く伸びています。
0104(09:18)第1給水所(ニ穴)。たっぷり水を摂取して。。
コース前半は、アップダウンの続く丘陵地を10kmまで走ります。この前半でスピードを上げると、後半の暑さもあり、ペースダウンになります。マイペースを守って走ることが大切です。平坦地を走るときにペースを整えて、後半に備えます。
 第1給水所(ニ穴)をしばらく走ると島の南側の海岸線にでます。第2給水所(日出ケ島バス停)から海岸線をしばらく走ると丘陵地帯に入ります。田園風景を抜け野崎町内で島の東端になります。ここから島の東側を北上します。長崎トンネルを抜けて第4給水所(長崎)へ向かいます。

コース地図を参照しながら
写真集をお楽しみください。

0115(09:23)もうすぐ海岸が見えてきます。
0119(09:27)最初の丘陵地を越えて、海岸線を走ります。皆さん元気です。撮影に笑顔で応えてくれます。
0128(09:29)テトラポットで護岸された道路を走る。海岸線の道路にも起伏が続きます。
海岸線と丘陵地を織り交ぜたコース
 二穴までの丘陵地をすぎると島の南側の海岸線は平坦になります。ここを気持ちよく走ると、続く丘陵地では田園風景になります。島内の限られた平地では稲作が行われています。田圃は久々の雨で稲も元気を取り戻しています。景色の変化が楽しめるコースです。
0137(09:33)ここから坂になります。
0140(09:34)ほんとに坂がつづきますね。
0141(09:36)_先ほどの風景(0100)と同じようで、戻ってきたかと間違えそうです。
0146/0147(09:42)_5km地点。第2給水所(日出ケ島バス停)
0150/0147(09:44)限られた平地は田圃になっていて、素朴な田舎道を走ります。
0157(09:49)ここから上り坂となって長崎トンネルに続きます。
島の北東部から北側の海岸線
 長崎トンネルを抜けて第4給水所(長崎)へ。ここから少し走ったF目(えのめ)あたりが中間点になります。
 八ケ崎海水浴場から島の北側の海岸線をフィニッシュに向かいます。
 曲がりくねった町中とゆったりとカーブする海岸線の景色が対照的です。景色を楽しみながら走ります。今回は強い向かい風です。

0161(09:51)長崎トンネルを抜ける。
0165(09:53)応援(長崎) 0169(09:55)_第4給水所(長崎)

中間点を通過しました。
 島の北東部、F目(えのめ)を通過。応援を受けて、後半の走りに気持ちを切り替えます。
タイムをチェック 0184(10:09)応援を受けて。
0187・0188(10:10)_第5給水所(祖母ケ浦) 0192(10:12)_シャワーコーナー。
中間点のF目(えのめ)を通過し、島の北東端にでます。第5給水所(祖母ケ浦)にはシャワーが用意されています。
 湿度の高いランニングに、皆さん給水をしっかり摂っています。シャワーもよく使われているようです。
 ここから島の北側に回り、海を右手に見ながら走ります。強い向かい風になっています。
0197(10:13)_シャワーコーナーを後に。
海浜コースを楽しみます。
0198(10:17)強い向かい風も、暑さを飛ばしてくれます。
0200(10:19)ゼッケン7000番台は50歳以上の部です。
0204(10:22)シッカリした走りです。ゼッケンはお尻につけています。
0206(10:24)_第6給水所。海岸線の景色は最高です。強い向かい風です。
0210(10:25)_第6給水所(四つ島景観路)
0224(10:32)入り江のような海岸線。海の傍(そば)を走ります。
0226(10:36)北側に突き出した城ケ鼻を周ります。
第7給水所(城ケ鼻)が残り2.2km地点。
 ここから500mくらい走ると10kmランナーと合流します。
 長く伸びたハーフランナーの列に10kmのランナーが加わると、気持ちのギアチェンジができるから不思議です。スタート時間を1時間ずらした大会設定も絶妙です。私は、10kmコースを少しを逆走し、ランナーを撮影しました。
0235(10:39)第7給水所(城ケ鼻)。
10kmランナーと合流。フィニッシュへ。
0258(10:49)第8給水所(向田)。あと1.2km。強い風にコップが飛んでいきます。
最後の第8給水所(向田)が20km地点。
 ハーフ・10kmの全ランナーがここを利用するので係員は一番忙しいところです。サービスの終わった他の給水所からも応援にきています。強い風にあおられて、捨てたコップの水や体にかけた水の飛沫が撮影中の私やカメラを濡らします。
 残り1kmの表示を経過して、いよいよラストスパート態勢です。向田交差点を左折してフィニッシュまでは長い上り坂。ここのフィニッシュ前はちょっときつい設定です。
水も吹き飛ぶような強い風です。
0269(10:53)向田交差点を左折します。
0272(10:54)フィニッシュゲートまでは長い上り坂が続きます。
0274(10:55)_もうすぐフィニッシュ。
0278(10:56)フィニッシュまじか。声援をうけて走ります。
0286(10:58)フィニッシュ。目標の2時間以内です。
0287(10:58)フィニッシュへ力走 0279(10:57)フィニッシュへ力走
0298(11:01)走り終えて、仲間と歓談。楽しいひと時です。
0300(11:02)疲れた顔。余裕の顔。。。
0305(11:06)シャワーで涼む。
0308(11:10)冷えた水をどうぞ。
0304(11:06)ビジョ・ビジョ。Nさん6部2位入賞。 0309(11:11)完走証の発行。
0323(11:25)_フィニッシュするランナーを拍手で迎える石川県勤労者体育協会の中谷会長。
マイペースで走る参加者のフィニッシュが続きます。
 この大会の特徴は、夏の暑い季節を走ることです。制限時間はハーフで4時間。10kmで3時間。途中での関門もなく、13時まで計時されます。楽しく走ってもらう大会設定に、マイペースで走る参加者のフィニッシュが続きます。
 それでも今回は気象条件がこれまでになく良かったことでタイムも前倒しです。昨年のグラフと比較してご覧下さい。
【写真の番号表示】005(09:25)=写真整理番号(時刻)

画像データを提供します 取材中撮影したランナーの皆さんの写真提供画像について
取材中に撮影しました。写真番号を明記して編集部宛て申し込みください。
0112(09:22)元気に走る3人 0113(09:22) 0114(09:22)
0118(09:27) 0151(09:44) 0178(10:04)
0179(10:05) 0201(10:19) 0203(10:20)
256(10:49)応援 0299(11:01) 0076(09:09)
放送担当は、万葉Mの受付でも登場
10kmの部の写真です
0246(10:44) 0268(10:50) 0289(10:58)

大会資料
ハーフマラソンの部の完走記録

完走人数:485名

男子:413名
女子: 72名

フィニッシュの時間帯はグラフ参照

気象条件(七尾:アメダス)

時刻 気温
降水量
mm
風速
m/s
風向
09:00 22.6 0.5 1 南西
10:00 23.2 0 2 西南西
11:00 24.0 0 2 南西
12:00 23.2 0 2 西南西
コース図
スタート時の小雨も間もなく上がりました。気温はまずまずでしたが、湿度は高めです。島の北側海岸線では強い向かい風となりました。七尾市のアメダスの記録では風速が弱くなっていますが輪島市での9:00〜12:00の風速は8〜12.6m/s、同じく湿度は84〜75%です。

編集長レポート
能登島ロードレース2006は競技役員として写真取材しました。
今回は、競技役員としての写真取材です。登山を予定していたので大会の申し込みをパスしていたところ、事務局から電話がかかってきました。いつも参加しているのに申し込みがない。元気か。申し込み期限を過ぎていたので、写真・報道担当でお手伝いすることになりました。
 今大会の撮影枚数は、440枚になりました。レース中のランナーやエイドの様子の撮影枚数は280枚です。編集に時間がかかりそうです。
天気予報は雨。準備に苦労します。
大会前日のプログラム袋詰め 昨年の大会写真集『能登島ロードレース2005』で、コース紹介をしっかりしてあります。事務局からは記録に必要な式典や表彰などの写真も要求されています。今回は目線を変えてみたい気持ちもありますが、動く被写体を追うので、その場の状況や流れに乗って撮影することが大切です。
 天候は生憎の雨予報です。この大会は好天が続き、いつも暑い日になっています。多少の雨は猛暑より走りやすくなりますが、写真撮影には困った条件です。雨具としてカッパ上下。カメラやバッグごとかぶれるポンチョなど用意します。晴れれば自転車で追うことにします。強い雨の場合は車を利用する段取りです。車はランナーと並走できません。撮影ポイントが限られるので、最悪は、いつものランニングによる撮影も考えて、その準備もしておきます。
 今大会の申し込み総数は1000名を越えました。ハーフの部では男子:484名、女子:85名、計:569名です。今回は撮影に専念するので、良い写真を撮りたいものです。
 今回はスタート時は先頭集団を、以降はフィニッシュタイム:1時間半〜2時間前後のランナーを撮影する予定です。雨天のため応援の人出が心配です。
 大会役員は、前日に会場入りし、会場や給水所の設営・プログラム袋詰などの準備をします。私はスタートからニ穴までの高低測量をしました。前半のコースの起伏を正確に把握する資料にします。自転車や車を待機させる位置も確認しておきます。
ママチャリでハーフコースのランナーを追います。応援しながら撮影しました。
 大会当日は、車でコースを一巡して撮影ポイントの確認をします。工事などのブルーシートは背景の邪魔です。天気も小雨から上がる気配です。自転車で追うことにします。
 8時からの開会式の写真を済ませ、自転車を消防署の向かい側に置きにいきます。スタートから役場交差点までの下り坂の中間から、駆け下りてくるランナーを撮影。そこから上り坂に変わります。ここはランニングで消防署付近まで移動し、高みから坂を駆け上がるランナーの列を撮影。スタート直後のランナー集団の撮影はこの2ポイント。いずれも大きくカーブしている坂道を利用した構図です。役場交差点からニ穴までは道路巾もあり、ランナーの列も細くなります。先ほど用意した自転車で追いかけることになります。
 スタート会場に戻り、スタート前の様子を撮影します。スタートからいきなりの下り坂が400m続きます。このランナーの列を坂の中間から狙います。スタート5分前に350m下の位置に移動し、下りてくるのを待ちます。
 9時スタート。勢いよく下ってくるランナーを撮影します。ここで時間を使う訳にはいきません。次のポイントへ急ぎます。歩道をランナーに負けないペースです。怪我防止のためズボン着用で、カメラ3台を入れたバッグを持っているので、バランスをとるのが難しい走りです。
 今度は登り坂の上からランナーの列を狙います。昨年はランナーとして参加していたので、列の左側、右側とカメラ位置を替えて変化をつけれましたが、今回は、列の右側からしか撮影できません。この2ポイントでの撮影は22枚。5分もかからない時間でした。
 ここから、用意しておいた自転車に乗って、ランナーを撮影しながらハーフを走ることになります。
 アップダウンのあるコースはママチャリではキツイ。用意していただいた自転車は本物のママチャリです。もちろんギアチェンジはありません。買い物カゴはカメラバッグを出し入れするのに十分の大きさで、便利です。
 撮影は、応援の声をかけながら行います。笑顔や手を振るなどで応えてくれます。レース終盤で疲れているランナーも、声をかけてもらうことで気持ちが和らぎ、笑顔を作ることで気持ちを入れ替えることができます。ここが中間です。もうしばらくでこの坂の頂上ですよ。など位置情報や上り下りの情報を付け加えながら応援します。顔なじみの人には、顔を上げて、笑顔でなどとの要求もありますが、若い人は自然な笑顔で応えてくれます。
 今回、嬉しかったことがあります。数人のランナーから『ホームページを観てますよ』と声をかけていただきました。
0138(09:33)坂を上るランナーを撮影中。道路脇に置いてある自転車が取材車です。
風が強くて自転車が転倒。カメラが田圃の中に。。
 コース中間点を過ぎて北側の海岸線になると風が強くなってきました。それも向かい風。
 給水所で撮影中、路肩に停めた自転車が転倒し、荷物籠に入れたカメラバッグが田圃に落ちてしまいました。ランナーをやりすごし、道路を横切って、バッグを拾い上げます。バッグの中のカメラが1台見当たりません。探すと水の底に沈んでいます。カメラを点検している余裕はありません。すぐメモリーカードを抜き取ってタオルで拭きます。撮影分だけは、確保しておくことが大切です。カメラはタオルに包んで、次の撮影にかかります。
 前回は、いつでも撮影できるようカメラを手にして走りました。後半は汗で保護タオルもビショビショ、ウェストポーチも汗でグッショリ。ビニル袋にカメラを入れることになったので、後半の撮影ポイントも予定していたものをパスし、給水所だけになりました。今回は、自転車ですので、予備のタオルも準備していますが、カメラが水の中に入ってしまうことになるとは、考えてもいませんでした。
記録用の写真撮影は、どうも。。今回は、条件が悪すぎる。
表彰式を撮影中です 今回の撮影は、趣味の写真集の制作用だけでは済まされません。大会役員の挨拶や表彰などレース前後の行事をしっかり記録することが求められます。こうした撮影も経験があるので難しくは考えていませんが、問題なのは雨天のため体育館内で行われることです。全体に光量不足なのと、舞台の周りが明るくてそれをバックに立たれると人物が暗くなってしまいます。デジタルカメラの光量不足と充電時間に取材撮影の難しさがあります。3月の金沢ロードレースではゲストの高橋尚子選手を撮影する機会がありました。この時も雨天ということで室内走路で表彰式が行われました。薄暗い会場で、条件は最悪。ほとんどの写真がダメだったのです。
 会場で私が撮影している様子をご覧になった方は、私がこんな悩みを持ちながら作業していたなんて思いもしなかったでしょうね。
 記録写真は、サービスサイズでの印刷で良いといわれていますので、多少のブレや光量不足はごまかせそうですが。。写真にコダワリのある編集長には気の重い作業条件でした。
 山の写真やマラソン大会など自然環境での撮影が主体の私には、撮影機材の軽量化の一方で、手持ちの室内撮影用ストロボ装置は旧式化しています。フィルムカメラと組み合わせて持参すれば、こうした場合に対応できるのですが。。
登山予定が大会取材に替わって。。その前日談。
 この大会参加は、登山予定でパスしたはず。山行はどうなったのでしょう。
 北陸の入梅は遅れています。沖縄や九州地方では被害が出るほどの酷さです。気圧配置の状況が変わると北陸や中部地方も影響をうけます。7月初旬は不安定な時期になりそうです。
 計画していたシーズン初めの北アルプスは、焼岳。上高地でおなじみの活火山です。天気予報で晴れ間の一日を探します。前日夕方決定し、日帰り登山を楽しみました。
【編集長の部屋:登山編】ランニングの練習効果は山登りで

【お知らせ】
掲載写真のオリジナルデータを提供します。
あなたのゼッケン番号と写真番号を明記して編集部宛て申し込みください。
※1:スタートなど参加者の集合した写真は提供できません(プライバシー保護のため)。
※2:写真提供は、写っている本人に限定です。編集部へメール
※3:掲載写真は、トリミングやコントラスト調整をしています。提供データは、加工前のものです。
※4:写真番号のないものは、画像の上で右クリックし、プロパティで写真番号を読み取れます。
※5:取材中撮影したランナーの皆さんの写真提供画像について
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