■走快:ホノルルマラソン2004 | 編集長のマラソン写真集【ホノルル特集】 |
2004ホノルルマラソン完走記録 | |
写真マラソン2004(No.1) | |
アラモアナ公園 5時スタート。 | |
市街地からダイアモンドヘッドへ。 | |
暗い街を走ります。 | |
2004.12.12 | |
写真番号:093〜126 掲載:2004/12/21_更新2005/01/01 |
編集長レポート | ||||||||||||||||
■撮影テーマは、『25,000人の中で走る楽しみ。そしてボランティアと応援。』 | ||||||||||||||||
ホノルルマラソンはまさにお祭りだ。被写体があふれています。2003年大会では『マラソンを楽しむ自分自身』を被写体にしました。走りを進める中で、次回はボランティアと応援をテーマに撮りたいと感じていました。この時は初マラソンでもあり5時間以内の目標設定もありました。一番の制約はカメラとフィルム。フィルム1本分の撮影でも、自分自身を被写体にすると、撮影依頼などの時間に15〜30分はかかります。撮りたいのを我慢しながらも、どんな応援があるのか、観察しながら走ります。とても楽しい時間でもあったのです。 2004年大会での撮影テーマは、『25,000人の中で走る楽しみ。そしてボランティアと応援。』です。当然撮影枚数も多くなります。今回の撮影装備は、500万画素デジタルカメラ。レンズは28mmの広角〜85mmの望遠ズーム(35mmカメラ相当)。これに512MBのメモリーカードを装着。撮影画素数は1280×640ピクセルに設定します。これ以上のサイズでは、カードへの書き込み時間が長くなって、次の撮影に影響が出るので、我慢のしどころです。撮影画素数を小さくしても、受像画素数の大きいカメラの方がよりキレイに撮れます。カメラの重たい分は、練習で体力をカバーします。 マラソン中に150枚くらい撮影すると、150×10秒=25分。目標タイムは、あくまで5時間以内を守りたい。しかし、今回は写真マラソンを楽しむことが第一目標。撮影したいものを逃すことの方が悔いが残ると思い、4時間45分〜5時間15分の間と大まかに設定。この時間帯の走行ペース表を用意しました。 |
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【目標タイムは、平均完走タイムの前】 右のグラフは2001大会の年齢別平均完走タイムです。4時間45分〜5時間15分は、平均タイムの少し前になります。比較的元気なランナーと一緒に走ることになります。写真の被写体としても楽しい雰囲気を出せると考えました。 【2004年大会参加者】 ・25,671名が快走(内日本人15,723名) ・2004年大会:完走タイムデータ |
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■スタート。暗い中を走ります。 | ||||||||||||||||
スタートは5:00。合図の花火が揚がります。写真マラソンの開始です。この花火は、後ほどキレイなものが揚がります。列が動き始めるので、最初の1〜2枚を撮影するのがやっとです。チョット残念です。そして走りのペースに乗せるために25〜30分くらいは、撮影をしません。カメラはウェストポーチにしまいます。薄くらい街をペースを確認しながら黙々と走ります。こうして走る体を作っておくと、撮影に立ち止まってもスピード感覚は維持できます。 日の出は7時頃なので薄明かるくなるまで、1時間半は暗い中を走ります。ストロボを使うと電池の消耗が大きいので、後半の撮影用に控えることも必要です。暗い間は、給水所を中心に撮影することにしています。また、コースの途中で立ち止まると、とても危険です。視界の悪い間は撮影を控えるのがエチケットです。路肩や歩道に行って撮影します。 スタートからワイキキ通りまでは、ホテルやクリスマスの飾り付けなどのイルミネーションが被写体です。そして、暗い中を黙々と走るランナー。2マイルをすぎると最初のエイドステーション。ここからボランティアの登場です。 |
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■写真マラソンの上(?)を行くビデオマラソンのお嬢さん登場 | ||||||||||||||||
スタートして1kmを過ぎると、周囲の空間に余裕ができてきます。周囲を観察しながら走ります。オッ、ビデオカメラを持ったお嬢さんだ。走りながら撮影しています。デジタルビデオの撮影時間は、テープや電池の制約で約1時間で交換が必要です。ウェストポーチも小さく、交換部品もなさそうです。そしてカメラより重たいのです。他人事ながら心配になります。『ずっと撮るの?』。『走りながらだからブレて、うまく撮れないです。途中で、カメラを渡します。』。『では、ガンバッテね』。 | ||||||||||||||||
■走りながらの夜景は難しい。ストロボの光量不足が、恨めしい。 | ||||||||||||||||
ホテル街など建物のライトアップやクリスマス飾りなど撮影を予定していますが、ランナーと組み合わせて撮りたいものです。これにはコース中にジグザク横断が必要になります。混雑した流れの中、そして暗いなかランナーに迷惑のかかる危険な行動です。少しづつ横移動して歩道など安全地帯で撮影します。 ストロボの光量もあります。ランナーの列やエイドステーションを狙います。近くは明るくなりますが奥行きまでとらえることはできません。光らせた分、被写体深度にあわて絞りが小さくなるからです。 ストロボを使わない撮影もします。三脚を持たないので交通標識にカメラを押し付けてカメラブレを防ぎますが、丸いポールでなかなか上手くいかないものです。 カメラの電源は単3電池2本です。充電式でアルカリ電池の数倍の撮影が可能ですが、ストロボは電池の消耗を早めます。多くを望まないのがよさそうです。 |
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■スタート応援は野口みずきさん【追記=2018/10】 | ||||||||||||||||
スタートラインの応援は昨年(2003)に続き野口みずきさん。今年(2004年8月)のアテネ五輪の金メダリストです。暗い中、高所で応援する姿をシッカリした写真を撮るには難しい状況です。 金メダリストを撮影したい。2年後、金沢百万石RR2006の招待選手で撮影出来ました。2015年新設の金沢マラソンでは、野口さんは招待選手の1人。スタート応援をシッカリ撮影しています。そして幸運にもフィニッシュ会場で2ショットのチャンスがありました。 【余談】シドニー五輪2000の金メダリスト・高橋尚子さんは、金沢RRで2回撮影しています。コース内で近くにカメラマンのいない状況。撮影を独占しました。 |
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金沢マラソン2017=スタートラインので応援 | 金沢マラソン2018=フィニッシュゲート前 | |||||||||||||||
【関連ページ】金沢マラソン写真特集 | ||||||||||||||||
■当日のコースコンディション | ||||||||||||||||
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写真特集|ホノルルマラソン特集|ホノルルマラソン2004| |
■ホノルルマラソン2004:目次 | 編集長のマラソン大会写真集 |
HM2004 | 暗い街を走る | 日の出を迎えます | エイドと応援 | 楽しい対面走行 | 住宅街を走る |
TOP/目次 | 1:市街からDHへ | 2:ハイウェイ(往) | 3:ハワイカイ | 4:ハイウェイ(復路) | 5:カハラ地区 |
完走タイム | ダイアモンドヘッド | あと1km〜完走 | 走り終えて | 好天の5日間 | 取材の出会い編 |
大会資料 | 6:DH(復路) | 7:フィニッシュ | 8:公園・表彰式 | 9:ハワイ滞在日記 | 10:仲間と楽しむ |
編集長の取材マラソン |
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シリーズで紹介している『マラソン大会』の写真集。 ホノルルマラソン写真集はその原点です。主要写真をスライドショー形式に再編集しました。 写真サイズを大きくしました。お楽しみください。 =2020/12= |
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写真集の再編集 |