走快:マラソンを楽しもう=編集長のマラソン講座= 編集長の走り撮り写真集をお楽しみください。
編集長のマラソン講座:はじめに(目次) 特集『編集長のマラソン写真集』
掲載写真について 編集長のマラソン講座

 編集長のマラソン講座(項目)   コンテンツ
編集長のマラソン講座 @編集長のマラソン講座のねらい=カッコよく走りたい
年寄りこそカッコよく楽しく走りたい マラソンは知的ゲーム。練習は結果をだしてくれる。
フォーム研究はこれからも続く 撮影マラソン=マラソンを自分流に楽しもう
■競技規則_マラソンは距離競技 Aフィニッシュ(完走)とゴール(目標)を使い分けよう。
■練習編_マラソン挑戦〜練習記録 ホノルルマラソン=初挑戦、そして撮影ラン(2003-2004)
金沢マラソンの練習記録(2015〜2018)※70歳代マラソン
サマーランニング=芝生丘陵公園で走技術をアップ
■知識編_関連情報を活用しよう Bランニングの基本動作を追求しよう。↑サマーラン編参照
C参考書を活用しよう。(書籍・TV番組)
■仲間編_仲間と走ろう D走友会:仲間と楽しもう。
■練習編_身近な練習場を持とう E【特集】編集長のお薦めランニングコース
■大会編_マラソン大会を楽しもう 北陸3県のマラソン大会を走ろう
2020年コロナ感染症対策で金沢マラソンは中止
■応援編_マラソン大会を楽しもう Fボランティア・応援
いろんなスポーツを楽しむ G登山・ゴルフ・他の趣味など
編集長の撮りラン H撮影マラソンを楽しもう(撮影要領・撮影機材など)
 ・ホノルルマラソン・マラソンに挑戦する会・金沢マラソン
新聞・テレビで編集長が紹介されました
○メダリストを撮ろう=ゲストランナーを激写?
健康管理 I大会参加当日の健康管理
マラソン練習前の健康チェック=負荷心電図検査
暑熱順化前の真夏日マラソン=事例報告
新型コロナウイルス感染症についての体調管理
編集長の取材マラソンについて
=この講座の記事は制作中です。順次掲載していきます。=ver.1=

マラソンの達成感は、42.195kmの完走から得られる。
42.195km=完走(フィニッシュ) 完走シャツとレイが誇らしい ヤッタネ。応援ボードで祝福。

編集長のマラソン講座=ホノルルマラソン2003の挑戦から金沢マラソンの応援へつなぐ
夢の都市型マラソン大会が実現する。
 2015年11月の金沢マラソン開催に向け準備がすすんでいます。2本の河川による台地と扇状地で構成された地形に城下町という都市形成が加わった金沢。交通事情に制約が多い。現在行われているロードレース大会では、走路の横を車が速度を落さないで通り抜けていく、横路から車が出てくるなど危ない場面も多くあります。それを遮断して、中心街を走れるマラソン大会は地元ランナーの夢。それが2年後に実現するのです。金沢中央走ろう会の会員も、走れる期待と大会支援にと手ぐすねをひいています。 
 【特集ページ】金沢マラソン(2015年11月開催)応援特集
編集長のマラソン写真集も11年目を迎えます。
 初マラソンの記録にとフィルムカメラを持って42.195km走りました。この時、マラソンの楽しさに加えて。選手やボランティア・応援の笑顔を撮影する面白さを体感。次の年からデジタルカメラでマラソン大会を撮影するようになります。その楽しさを伝えたいとWEBサイトを開設し、マラソン写真集を特集してきました。
 WEBサイトは、金沢を拠点とした会の位置づけから、地元のランナーの皆さんと顔の見える身近な関係を大切にしたいと、石川県を中心とした大会を参加・取材しています。
 編集長という役柄を演じるためにも、マラソンを4時間前後で走れるよう練習にも工夫をしてきました。撮影チャンスを迅速に対応したいと撮影機材の更新も続けます。これはデジタルカメラの価格と性能向上からくることもあり、カメラが消耗品になっています。高速回線の普及で、画像サイズも大型化しています。写真集もスライドショー形式など、操作性の良いものを工夫しています。
 多くの方からの声援をいただきながら続けているうちに、10年が経過しました。この間、情報発信する立場で、私が気をつけてきたことの何点かを紹介したいと企画したのが、『編集長のマラソン講座』です。

編集長のマラソン講座=主な内容を紹介します。
 ○人類は最高の長距離ランナー。人間に備わった運動機能を追求しよう。目的を持って走ろう。
 ○マラソンは知的ゲームだ。年齢体力に応じて挑戦できるのが魅力。サブフォーの練習量は?
 ○マラソン人生を楽しむ。マラソ大会を楽しむ。取材を楽しむ。応援・ボランティアを楽しむ。

=取材マラソンを楽しむようになった原点は、初マラソンでカメラを持って走ったこと=
撮影マラソン(ランニング)を楽しむ。
@なぜ、マラソンを走るのか
 ゴルフの終盤で息切れを感じたことから始めたジョギング。マラソンに誘われ、ランニングの練習量を計画的に伸ばす。初挑戦で4時間52分。タイム向上を目指して効率的な走りを研究。
 『人類は最高の長距離ランナー』。この言葉は、私のランニングに対して思考や実践するプロセスで、眼からウロコとなったものです。齢相応ながら、走りを極めようと思った原点です。
Aなぜ、カメラを持って走るのか
 シリーズで掲載している大会写真集。初マラソンをホノルルマラソンに挑戦したことがキッカケです。走ることの楽しさだけでなく大会を支えるボランティアの笑顔、沿道の応援の多様さ。誰でも、大会そのものに身をおけば楽しめるエンターテイメントでした。あふれる笑顔は、私の求めていた被写体です。

マラソンは知的ゲームだ。
 初マラソンで実感した、体力の使い方。前半に速歩を交えた走りで体力を温存したことで、後半は気持ちよく走れ、あっけないくらいのフィニッシュ。
 次回に向けて、42kmをどう走れば、良い成績を出せるかを考えます。また、距離練習をこなしてくると、歩きを交えなくても、ペースを落すことなく走り続けれるようになります。
 私は、マラソンを10kmごとに気持ちの切り替えをするようにしています。マラソンの本番は30kmからが基本です。走るペースは変化させなくても、それまでの10km、20kmk、30kmまでの走り方に気持ちをどう設定するかが大切です。まず、足慣らしの10km、脚運びを楽しむ20km、気合を入れ直して30km。さー、これからがマラソンだ。各地点で、こうした気持ちにならない時は、練習不足かペース配分に問題ありです。
=スタートからフィニッシュラインへ。ゴール(目標)を設定してマネジメントしながらラン=

=マラソンを楽しむには、情報収集による計画的な練習が大切です=
編集長のマラソン講座は、天野代表の講座の続編です。
 私のマラソン人生は58歳から始まる。天野代表に誘われたホノルルマラソンを楽しんだのがキッカケ。大会後、金沢中央走ろう会に入会し、WEB編集長として会の運営をお手伝いしている。
 ホノルルは楽しむ大会、記録は国内(地元)の大会で。これは天野代表の教えの1つ。マラソンをいろんな視点で楽しむ大切さを表現するもの。編集方針の基本にしています。写真取材のテーマは『健康な笑顔』。撮影する自分が、ゆとりのある走りをできていないと、撮られるランナーは苦笑しかできません。
 会報『走快』には、ランニング情報が満載だ。それらの一部をWEBに掲載した。次の2編は活動の基本となるもので、自分でも実践したいものだったからだ。
 あなたもマラソンが走れます。
 ランニングを継続させる10か条。
 練習の継続で、走れる身体に変化していくのを実感します。4シーズン目に3:52:14のベストタイム。6シーズンで24回のマラソン完走。体幹ラン・効率的な走りなどのスキルを日頃の練習で楽しむ走快。
 こうした成果は、運動指導書や走技術書、TVのスポーツ・健康番組の情報を自分なりに試行し吸収しながらすすめてきたものだ。2009年10月、7シーズン目に入るところで、緊急入院。筋力や持久力が向上し4時間ペースを維持しようと練習してきた。その分、内臓に疲労が蓄積しストレス対応力が弱っていたと考えている。様子を見ながら練習を再開したが2010年5月マラソン大会の前日に再入院。練習量を激減、大会出場は控え、取材のみ。2012年4月、3シーズンぶりに走ったマラソンは、写真取材しながら4時間38分。ここで確認できたのは、僅かな練習量の中で、2ヶ月で仕上げれたこと。自分でも驚く結果だった。少なくても目的を持った練習を継続すること。マラソンをどう走るかという経験をレース中に生かすこと。この2つは、まさに上記の2つの教えに基づくものだ。
=健康ランニング情報ボックスに掲載した2つのテーマと主な内容=
健康ランニング情報ボックス リンク表示をクリックして詳細記事を参照できます。
ランニングを継続させる10か条 1.ランニングの効用をよく理解し、信ずること。
2.グループをもつ。
3.大会への出場という目標をもつ。
4.ランニングの記録をつける。
5.家族や、職場の仲間にランニング宣言をするのもよい。
6.シューズやトレーニングウェアーなどを取リそろえるのもよい。
7.無茶な走り方をしない。
8.即効を求めない。
9.個人差があることを知る。
10.自分は健康だと自負る人は継続しにくい。
  一病をもっている人が真剣にトレーニングをしている。
あなたもマラソンが走れます 1.高齢者とフルマラソン
2.女性とフルマラソン
3.子どもとフルマラソン
4.フルマラソンを完走するための年間プログラム
5.LSD走
6.クロスカントリー走
7.ペース走
8.10kmのタイムトライアル
9.長時間走を中心としたプログラム
10.マラソンを走るためのトレーニングプログラム
11.レースで留意すべきこと 
12.何故、ホノルルマラソンか

 健康ランに切り替えた今、この2つ教えを私の実践・経験としてまとめておきたいと企画したのが、『編集長のマラソン講座』です。
 70歳にマラソンを5時間で走るを目標にしています。60歳で参加した加賀マラソン、一緒に参加したNさんは70歳。自分もこうありたいとの思いから目標としています。2015年秋の大会が該当します。金沢マラソンはピッタリの機会です。私の挑戦は、体調や写真取材の関係で方向は定まりません。金沢マラソン新設を機にマラソン挑戦を考えているランナーの皆様に役立つ情報にしたいと考えています。
=ランニングを組み込んだ生活習慣=

走る技術のスキルアップをはかる
 私がカッコよいと定義している走り方は、傍目で見ていて、爽快感を感じるものだ。
 それを体得するには、あんな風に自分も走りたいと思うことから始まる。そうした自らの探究心がないと、走り方を指導されても、向上しない。
 日頃の練習や大会で、カッコいいランナーを参考にしよう。観察していると、面白いほど個性豊かであることが分る。若年・高齢者、速い・遅いといった尺度でなく、カッコよいを自分なりに定義してみると良い。こんな姿勢での走り方はしたくないなと思うことも大切。面白いことに、良いフォームは何故・どこが良いのか中々説明しずらい。悪いと思うものは、ここが良くないと説明しやすい。その上で自分の走りを観察しよう。
 日頃おこなっている動作を、体の仕組みやメカニズムとしてどう操作しているかを説明するのは難しい。これができないので、教えられても上手くできない。指導する側も同じ難しさをもっているのでなおさらだ。
体幹を使った走り方とは
@正しい前傾姿勢を保持していること。
 前傾姿勢とは、着地足より体の重心位置が前にでていること。自然に脚が運び出される状態にするために行う動作だ。上体を、前かがみにしても、重心が着地脚より後ろにあれば後傾だ。その証拠に、脚は前にでていかない。
Aアクセルとブレーキは、重心移動で得られる。
重鎮位置の移動が、アクセルとブレーキだ。 まっすぐに立ち、お腹を着地足より前に出すと、前傾姿勢となって、自然に脚がでる。そのまま前進すると、少しづつ速くなってくる。お腹を元の位置に戻すと立ち止まれる。これは人間の身体に仕組まれたアクセルとブレーキ機能と考えて、ランニングで意識していることだ。
 この事例で説明しやすいのが、若い頃読んだマンガ『ど根性カエル』だ。シャツに住み着くカエルが少年を引っ張るシーンがでてくる。右のイラストは苦心して入手したもの。丹田の位置を動かす(重心移動)ことが、このカエルの替わりになっていることを体感して欲しい。
 重心の移動量はわずかなもの。それが大きな推進力に変化するのが楽しい。カエルのぴょん吉の力でも人間を動かすことができそうに思えます。ますますこの絵の妙が楽しくなりました。
重鎮位置の移動が、アクセルとブレーキだ。 当会の夏季練習=奥卯辰山サマーランニングは芝生の丘陵公園を走る。上り坂で、丹田の後ろ側を押してあげ、楽に走れることを経験してもらう。私もその速さについていくので、力持ちと思われる。
 高齢の私が、上り坂で押して走るなど、体力的に難しい。私が与えているのは、重心位置を前に移すだけの力。マンガのカエルに例えるくらいの小さな力だ。これを効果的に行うには姿勢を伸ばしていること。前かがみになっていると、自然な形で脚がでない。押す位置も大切だ。上や下にずれると、姿勢を崩すことにもなり、力も余分にかかる。
 脚運びも大切だ。若いランナーにこれを行うと速度もあがっていく。こちらもそれを越す脚捌きが必要になる。技量的には、重心移動で速さにのる脚捌きのキレがより重要になる。
B脚運びのキレは、足先を振り出すのではなく、身体の中心から始動して振り出されることで得られる。
 アクセル機能を使うと、速く走れることは理解できるが、脚がついていかない。下り坂で行うと、恐怖感すら覚える。これは身体の動かし方と、それを命令できない脳の防御機能による。
 芝生公園ならではの安全な環境で、脚捌きの基本と脳の防御機能の解除をはかる。編集長がこの技術を体得したのは60歳を超えてから。これをクリアしないと効率的な走り方に近づけません。
=以下、講座編を参照=
C全ての基本は、真っ直ぐな姿勢を保つ腹筋と背筋を強化することから始まる。
 猫背や極端な前かがみ。こうしたランナーのクセはなかなか直らない。自分でも分っているから、指摘されるのもイヤのようだ。走るという基本的な動作は長年の生活習慣の表れでもある。気づいたときに改める意思を持たないと良くはならない。しかも結構キツイ練習でもある。70歳を越した今でも、この追求を続けている。年寄りだからこそ、カッコよく楽しく走りたい。
=以下、講座編を参照=

【編集後記】2012/12
 私のマラソン挑戦は2003年末のホノルルマラソンに始まる。この大会で、大会参加の楽しさと走ることによる心身のリフレッシュ感(爽快→走快→創快)を手にした。金沢中央走ろう会に入会し、WEBサイト『走快』の開設と運営を担当し、写真集を軸に会の活動と大会の様子を紹介してきた。
 私がこのマラソン講座の企画を思い至ったのは、2つの理由がある。
 私が58歳から挑戦したマラソン人生は10年余になる。マラソン25回、カメラを持って走りながらの大会取材やランニング記事のWEB編集を今も続けている。そのためには日頃の練習も大切だ。人間の持つ体の仕組みから、ランニングという基本動作に目を向けながら、自分の身体を使ってスキルを学ぶ楽しさを見つけた。これは速さを競うのと違がって、年齢に関係ない。そうなってくると、『たかがランニング、されどランニング』という境地に格上げされる。これをマラソン講座のテーマにしたい。
 このマラソン人生におけるキーマンは、金沢中央走ろう会の代表:天野さん。私のランニングの琴線を鳴らした人といってもよい。(琴線に触れるが正しい。これを契機に音色=人生が豊かなり始めたので鳴らすと表現した)
 天野さんと行動をともにした日々は、2000年に始まる。最初に指導いただいたジョギング教室。2回のホノルルマラソン旅行では同室で、生活をともにした。例会・健康講座・大会行事の指導ぶり。健康体力つくり講座・ホノルルマラソン特集・会員のランニングライフを軸に30年近く発行を継続している会報『走快』の充実した内容に驚く。自分がランニングを楽しむための資料が満載だった。
 WEBサイトは会報の電子版。開設にあたっては、資料提供をお願いし、制作したページを監修していただく。そして運用を任せていただいた。天野さんの晩年にあたる十数年を共にした活動からは、背中から学ぶことが多く、ランニングを愛し貫徹する姿が印象に残る。ランニングをテーマにWEB編集長として役割を演じているなかで、私のなかにもランニングに対する思い入れが膨らんできている。この継承を形にしておきたい。マラソン講座企画の原点だ。
健康体力つくり講座講座の記録会報『走快』会報の発行記録

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